FCL(コンテナ)で輸入し、複数個所に配送はできる?

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この記事は、FCL(コンテナ)で輸入し、複数個所へ配送する場合のポイントを説明しています。

海外から大量の貨物を割り安で運ぶときは、20フィート(6m)や40フィートの海上コンテナを利用することが一般的です。海上コンテナを使えば、一つのコンテナに、どれだけ貨物を積めても料金は同じであるため、より多くの貨物を積め程、貨物あたりの送料が小さくなります。

しかし、ここでふと疑問に感じます。

「FCLで輸入した商品は、複数の箇所に配送はできるのか?」

例えば、実際の輸入では、顧客A、B、Cなど、複数の販売先の荷物を一つのコンテナの中に入れて輸送することが多いです。となると、日本に着いた後、コンテナから取り出して、複数の小口に分ける必要があります。今日のテーマは、まさにここです。

結論は、できます。ただし、それなりの事前準備が必要です。

FCLで輸入した貨物を複数の箇所に輸送する方法とは?

FCLとは、コンテナ単位で輸送することです。対義語は、LCL(コンテナ未満単位での輸送)です。輸入者は、自身の物量に応じて、どちらか好きな方を選びます。FCLやLCLは、自ら選ぶこともできますが、売り手(サプライヤー)が物量に応じて手配することも多いです。

よって、実際の取引では、売り手側からシッピングアドバイスが送付されてきたタイミングで、初めて輸送形態(FCLやLCL)がわかることも多いです。(輸入者側からあえて、物量が少なくてもFCLをお願いすることも多い。)

FCL(コンテナ単位)で輸入した場合に小口にする方法

もし、あなたの意向やサプライヤーの手配によって、日本側にFCL(コンテナ単位)で運ばれてきた場合は、次の方法により、小口にして複数個所に配送できます。なお、これらの作業は、すべてご自身の敷地で行うこともできます。今回は、全て業者に丸投げする方法をご紹介します。

  1. 輸入許可を受ける。
  2. 混載業者やドレー業者に仕分けを依頼する。
  3. 指定の箇所に配送を依頼する。

まずは、税関に対して、輸入申告をして、許可を受けます。許可後、あらかじめ依頼をしておいたドレー会社や混載事業者の所にコンテナを移動させます。移動後、対象のコンテナから貨物を取り出し(デバン)し、指定の納品先ごとに仕分けをしてもらいます。

なお、ドレー会社や混載事業者は、港近くにあります。探す方法は、「●●港 ドレー会社」又は「●●港 混載事業者」等のキーワードで検索してみます。ドレー会社(混載事業者)には、パッキングリストと仕分けリスト等を送付して、納品先ごとに正しい数量で仕分けがされるようにします。

もし、このときに、業者側の検品等を依頼する場合は、その基準となる条件も合わせて指示をします。業者は、デバンが終わった後、それぞれの混載便に貨物を積めて、出荷します。これがFCLの輸入から小口配送の流れです。

参考情報:輸入許可後の貨物ダメージ発生に備えて。

もし、輸入許可後に貨物ダメージを発見するのを避けたい場合は「輸入許可前」に検品をして、良品のみを輸入許可を取ります。この場合、保税蔵置場内の費用との兼ね合いで検討します。

デバン費用と検品費用は、どれくらい?

これは、これまでの取引実績等にも大きく左右されるため、相場はあってないです。

例えば、上記で説明したケースであれば、費用として次の項目が請求される可能性があります。

  • 港からドレー会社や混載業者までのショートドレージ代金(移動代)
  • コンテナから貨物を取り出す代金(デバン代金)
  • 取り出した貨物を検品する代金
  • ドレー会社や混載事業者の敷地から配送先までの費用

少なくても上記の4つの費用がかかります。

例えば、デバン代金であれば、1M3あたり2000円等など。何度もいいますが、港地区や業者、そして、あなたの取引実績により、作業内容によって、この費用は大きく変わります。

したがって、ある程度の実績ができるまでは、取引する通関業者一括でお願いをした方が手間や最終的なコスト面から有利な場合が多いです。

多様な依頼は可能!

ドレー会社や混載事業者は、港近くにスペースを構えているため、実に様々な荷物を取り扱えます。

例えば、FBAへの納品を希望するなら、デバン後、アマゾンラベルの貼り付け等が必要ですね!また、アマゾンで受け入れてもらうための梱包基準への対応も必要です。よって、FBA等に納品をするなら、FBA納品に対応できる業者を探した方が良いです。

例えば、エフシースタンダードロジックス株式会社さんは、東京と大阪に自社拠点あり。デバンでのダメージ発見を随時報告。FBAへの納品するための流通加工との納品も可能です!

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