【国際輸送の梱包】重量に関する注意点を解説!一つ何キロ?

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この記事は、国際輸送の梱包(重量)に関する注意点を説明しています。

20フィートや40フィートのコンテナ等を使い一気に輸入する方も多いでしょう。大量輸送することで、一つの荷物にかかる国際輸送費を軽減できます。しかし、大量輸送をするときは「梱包方法」に工夫が必要です。

ここでいう梱包とは「梱包重量」つまり、一つの重さですね!一つの箱をあまりにも重くする。又は、軽くすると、日本側でデバン(コンテナ取り出し作業)をするときに作業効率が悪くなります。

しかし、逆に小さくしすぎると、それはそれで作業効率が悪くなります。アウターカートンとインナーカートンを使い、作業シーンごとに梱包重量を調節可能な状態にすることが大切です。

結論

  • 荷受けの現場に女性がいらっしゃることを意識すること。
  • 一つのダンボールの大きさは、10kg前後に調整すること
  • インナーカートンとアウターカートンをうまく使い分けること
  • 上記の点を踏まえて、シッパーに適切な指示を出すこと

国際輸送の梱包注意点

輸入貨物の一つのカートンの重さにこだわっていますか? さらにいうと、日本側の荷受けの効率性を考えて、荷重の最適化をしていますか?

日本側倉庫の現状

輸入貨物は、日本に到着すると、次のどちらかの流れをたどります。

混載(LCLの場合)

  1. コンテナで到着
  2. 保税蔵置場でデバン作業
  3. 輸入申告&許可
  4. 貨物の引き取り

コンテナ(FCLの場合)

  1. コンテナで到着
  2. コンテナターミナルに搬入
  3. 輸入申告&許可
  4. 貨物の引き取り(コンテナのまま搬出)
  5. コンテナ到着後、貨物をデバン
  6. 空コンの返却

本日、説明する梱包は、上記の太文字の2番や5番のコンテナ出し作業に関係してきます。コンテナ出し作業や倉庫作業と聞くと、屈強な「男たち」が働いているイメージですね!

しかし、そのイメージはもはや古いです。実は、2021年現在は、多くの女性が活躍しています。特にEC事業(ネット販売)をする倉庫では、エプロン姿の女性陣が目立ちます。

個人的な主観を申し上げると、男性陣は、力の面では上なのかもしれません。しかし、女性と比べると、少し大雑把です。この点、女性は、きめ細かな作業に向き、淡々と、仕事をこなされる方が多い気がします。その意味では、倉庫内物流等で女性が活躍するのも納得ができます。

女性が活躍する上での問題点

しかし、女性は、細かな作業が得意である一方、男性と比べて「力の面」で足りないのも事実です。

  • 倉庫で女性が活躍している。
  • でも、重い物を運ぶのは厳しい。

上記の事を考えると、梱包重量に気を配ることが大切だとわかります。つまり、「女性でも難なく持てる重さ」を追求し、梱包重量を最適化することです。一般的な女性の力を想定すると、一つ辺りの梱包重量は、次の範囲に留めるのが理想です。

5~8kg前後、最大で10kg

上記の重さを超えると、二人以上で移動させる手間が発生し、作業効率が一気に低下します。

女性トラックドライバーの世界でも同じ

この梱包重量の問題は、倉庫内だけではなく、トラック輸送の現場にも関係してきます。実は、昨今、トラックドライバーの不足により、ここでも女性が活躍ています。

トラックの運転手(コンテナドライバーではない)は、トラックを運転するだけが仕事ではないです。トラックに荷物を積めたり、おろしたりする業務も自らが行います。

  • トラックによる輸送業務
  • トラックに貨物を積める。
  • トラックから貨物をおろす

上記3つがトラックドライバーの仕事です。当然、この業務にも梱包重量が関係してきます。一つの梱包があまりにも重ければ、作業効率が下がります。最悪、トラック会社から「うちははこべませんわ~」と拒否される可能性すらあります。

梱包で考えるべき3つの点と対策

倉庫やトラック輸送の現場には、女性が活躍しています。これをふまえて、次の3つのポイントを意識しましょう!

  1. 荷受けの現場に女性がいらっしゃることを意識すること。
  2. 一つのダンボールの大きさは、10kg前後に調整すること
  3. 上記の点を踏まえて、シッパーに適切な指示を出すこと

しかし、これを実行しようとすると、別の問題が発生します。

  • カートンが小さすぎると、倉庫側で手間がかかる。
  • 小さすぎる貨物は、紛失のリスクが伴う。

日本側での荷受けの作業効率を上げるために、カートンを小さくするのは良いです。しかし、あまりにもカートンを小さくすると、今度は別の意味で弊害がでてくるのですね!

  • 一つのカートンを小さくしたい。
  • でも、カートンを小さくしすぎない。

このような正反対の課題をどちらも解決する必要が出てくるのです。この問題の解決は「アウターカートンとインナーカートン」がポイントです。要は、カートンを入れるカートン(アウター)と、カートン(インナー)の調整です。

梱包 輸送

例えば…

  • インナーカートンが一つ5kg
  • 入り数が4つ

この場合は、アウターカートンは、50×4で20kgです。この形にすると、港湾作業では、この20kg単位でデバン作業ができる上、EC倉庫側では、5kg単位で貨物を取り扱えます。

梱包の最適化は、サプライヤー任せでは無理

日本側の物流現場には、非常に多くの女性が働いています。よって、あなたは、これを前提にして、サプライヤー側(売り手)に梱包に対する要望をし、少しでも作業効率が上がる工夫をした方が良いです。もちろん、梱包の最適化は、買い手側からしか提案ができないです。

例えば、あなたが中国側の売り手だとして、日本側の物流現場の状況を想像できるでしょうか? 女性が活躍しているため、重いカートンでは困ることがわかりますか? もちろん、答えは「ノー」です。

輸出者には、輸出先の事情などは、ほとんどわかりません。したがって、日本側で荷受けをする、あなたからの要望が必要なのですね! たしかに、インナーとアウターに関する正確な答えを導きだすのは難しいでしょう。

ただ、現場作業員や、委託先の倉庫からのフィードバックなどを受け取り、少しずつ改善はできるはずです。要は気があるのか、ないのかだけです。 ただ、このわずかな違いが、業務の効率性に大きく関係している可能性も高いため注意が必要です。

あなたが扱う貨物の梱包重量には「思いやり(戦略)」があるでしょうか?

 

中国輸入の貨物は、D2Dで輸送するのが良いっぽい!

 

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