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【輸入】混載便とチャーター便の違いとは!?

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税関の許可がおりてから貨物を港から取り出すとき、どのような配送手段を選べばいいのでしょうか?

コンテナ単位での輸入したときは、コンテナのまま輸送します。一方、コンテナ未満(LCL貨物)のときは、混載便やトラック便(チャーター便)を利用し、国内各地へ配送します。

そこでこの記事では、混載便とチャーター便の使い分け方をご紹介していきます。

■この記事の結論
混載便とトラック便の使い分けは、貨物の容積と容態(長さなど)で検討する。混載便は安く運べる分、運べる貨物に制限がある。一方、チャーター便は、貨物に対する制限がない代わりに、配送料金が高くなる。

混載便とチャーター便の違い

混載便は、複数の荷主の荷物を一台のトラックにまとめて輸送する方法です。一方、チャーター便は、一台のトラックに、一人の荷主の荷物を輸送します。

一台のトラックに複数の荷主がいる場合と、一人の荷主しかいない場合では、どのような違いがあるのでしょうか。この違いを説明するために、まずは混載便とチャーター便の特徴などをご紹介します。

混載便とは?

一台のトラックに自社だけの荷物を輸送しようとすると、それなりの物量が必要です。輸入は、ある程度の量を輸入しますが、常にトラック一台分の荷物を輸入しないですね!そこで、ある一定以下の荷物を輸送するときは「混載便」を利用します。

混載便は、一台のトラックをチャーターするよりも安い料金で配送可能です。その他、以下のメリット、デメリットがあります。

混載便のメリット

料金が圧倒的に安いです。混載便は、一台のトラックを複数の荷主で共有するイメージであるため、チャーター便として用立てる場合よりも圧倒的に安い価格で配送してもらえます。

混載便の4デメリット

混載便ならではのデメリットは、次の4つです。

  1. 配送時間の指定はできない。
  2. 荷物を回収する時間が早い。
  3. 貨物の長さは、最大1.4m
  4. 貨物の容積にも注意

1.配送時間の指定はできない。

混載便は、配送時間を選べません。混載便は、複数荷主の荷物を一台にまとめているため「配送時間帯の指定」はできません。唯一、指定できるとしたら「午前か午後」の二択です。それ以上の指定は、チャーター便を手配した場合のみ行えます。

2.荷物を回収する時間が早い

混載便は、複数の荷主の貨物をまとめているため、貨物が倉庫を出発(回収)する時間が早いです。

税関の審査待ちであと少しで許可がおりる状況。でも、混載便の出発時間の限度を超える為、諦めるケースが考えられます。この場合「チャーター便配送に切り替えるか」「納期をずらしてもらうか」のどちからです。

3.貨物の長さは1.4m以下であること

混載便は「長い」貨物を運べません。長いの定義は「一辺の長さが1.5m以上」です。これ以上の物を混載便で運ぶ時は、運送会社に「拒否」されることが多いです。

=長尺物の輸送=チャーター便または自家用トラック

*長い貨物の例:ジュウタンなど

4.容積にも注意!

混載便は「大きい」貨物も苦手です。貿易における貨物の大きさを考えるときに重量と容積の2つがあります。重量とは貨物自体の重さのことを表し「kg」で表記されています。

一方、容積とは「容量」を表し「㎥(リッポウメートル)」です。貿易では、㎥を「エムスリーはいくつですか?」など聞かれることがあります。この場合は、貨物の容積です。

貨物の大きさは、重量と容積の2つを比べて、大きい方の値を貨物重量とするルールがあります。しかし、重量と容積の記載欄は、多くの場合、次の通りです。

「ジュウタン 200kg 1㎥」

重量と容積を見比べるときは、容積に「280」をかけます。上記の場合は次のように計算します。

  • 「ジュウタン 200kg 1㎥→280キロ」
  • ジュウタン→ 200キロと280キロ(1㎥)の重い方
  • 答え:280kgがこの貨物の重量となる。

上記のように重量と「容積からの換算した重量」を比較します。例題の場合であれば、ジュウタンは「280キロ区分」が適用されます。基本的な荷物であれば特に気にする必要もありません。混載便は、もっとも利用価値が高い配送方法です。

関連記事:容積重量の計算ツール 海上・航空・混載便に対応!

チャーター便とは?

チャーター便とは、一台のトラックを一つの荷主専用で運ぶ方法です。チャーター便は「時間指定」ができるだけでなく、いろいろな部分で融通が利きます。

トラック便(チャーター便)の大きさ

平ボディショート平ボディロング
2トン長さ3m4.3m
1.6m1.6m
積載量5.7㎥10㎥
4トン長さ6.3m
3m
積載量25㎥
10トン長さm
2.3m
積載量51㎥

チャーター便のメリット

  1. 納期の時間指定ができる。
  2. 保管倉庫を出発する時間も調整可能
1.納期の時間指定ができる

混載便が指定できる配送は午前か午後のどちらかですが、チャーター便は納品場所に「時間指定」で届けられます。

2.保管倉庫を出発する時間も調整可能

混載便の荷物の収集時間は意外に早いです。基本的に収集時間までに許可がおりていない貨物は、貨物を収集しません。つまり、この場合は、混載便で届けられません。この点、チャーター便の場合は、許可がおりるまで待機してくれるため、配送上の問題による納期遅れは発生しません。

チャーター便のデメリット

配送料金が混載便に比べて高い

専用トラックであるため、混載便を使うよりも高い場合が多いです。しかし、上記のメリット部分を考えると、混載便に比べて値段が高くなる理由もわかります。日時と時間が設定されている上で、かつ絶対納期を遅らせられないときに利用します。

混載便とチャーター便の使い分け

実際、貨物の輸送方法は、これらのメリット、デメリットを考えた上で選びます。混載便とチャーター便を使い分ける基準には、以下の3つのポイントがあります。

  1. 容積が5㎥を超えるか または 重量が1000キロを超える?
  2. 長尺物(一辺が1.5m以上の長さがある貨物)ではない?
  3. 納期が「時間帯」まで指定されている?

これら1~3のいずれかに当てはまる場合は、混載便よりチャーター便を使ったほうが良いです。通関業者などは混載便に対して多くの利益をのせていることも覚えておきましょう!

まとめ

混載便は、一つのトラックに複数荷主の荷物が載っています。そのため、配送時間の指定ができなかったり、貨物収集の時間が早かったりします。このデメリットの代わりとして、チャータ便に比べて配送料金が安いことがあげられます。

一方、チャーター便は、一人の荷主専用にトラックが手配される為、納品に関する細かな手配ができます。特に納品時間まで指定できるところが大きな特徴です。デメリットは、混載便の逆で配送料金が高いことです。しかし、混載便ではできない細かい手配のことを考えると、決して高くないです。

要は配送料金と求めている(られている内容)を把握することが大切です。時間指定を求められているのに、混載便を使ってはなりません。逆に納品時間をそこまで重視していないのに、チャーター便を手配するなどの無駄な行為をしてはいけません。

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