【国内配送】混載便の料金はどのように決まるのか

混載便 国際輸送
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LCL輸送(混載)により貨物が到着しました。輸入手続きも終わり、いつでも貨物を引き取れます。このとき、国内各地への配送手段として「混載便」と「チャーター便(貸し切り)」があります。そこで、この記事では混載便の国内配送料金の決まり方について説明していきます。

関連記事:混載便とチャーター便の違い

トラック

混載便の国内配送料金が決まるポイント

配送料金が最も安いのが「混載便」です。チャータートラックと比べると、料金的に雲泥の差があります。雲泥の差がある混載便はどのように料金が決まるのでしょうか? 一般的に私たちが宅急便などで物を輸送するときは、縦、横、高さの三辺の合計と配送地域により料金が決まります。混載便には、以下3つのポイントがあります。

  1. 実重量
  2. ㎥(立方メートル)を換算した重量
  3. 配送距離

1.実重量とは?

輸入書類の中に「B/L(船荷証券)」と呼ばれる書類があります。この書類には「重量」と「㎥(容積)」が書かれています。この重量が1番の「実重量」です。

2.㎥(立方メートル)を換算した重量

実重量とは別に「貨物の容積」を元にした重量(容積重量)の算出があります。㎥(容積)とは立法メートルの略であり、縦、横、高さのそれぞれが1mの正方形の空間に換算した数値です。この容積から、既定の値をかけて算出した数値が「容積重量」です。

㎥

ところで、一トンの綿と一トンの鉄があるとすると、どちらが重いと思いますか? もちろん、重さは一トンで同じです。しかし、必要なスペースを考えると、綿一トンの方がたくさんいることがわかります。そのため、混載便の料金は「実重量」と「容積重量」を比較して決めています。

■ポイント
実重量と容積重量を比較検討する。重い方の重量=配送料金が決まる基準重量

3.㎥(立方メートル)を換算した重量の求め方

混載便の容積重量は、次の式で求めます。
計算式=280キロ×㎥(立方メートル)

容積重量と実重量の比較検討例

■ケース1 SUITS BOX 1000 PCS 510kg 2㎥

この場合、実重量が510キロ、㎥の換算重量が280*2=560キロです。実重量より㎥の換算重量の方が重いので、560キロを採用します。

■ケース2 BOX 1500 PCS 310kg 1㎥

この場合、実重量が310キロ、㎥の換算重量が280*1=280キロです。この場合は310キロを採用します。

混載便の料金と見比べる

貨物の容積重量がわかったら、運送会社ごとに決めている下記のような料金表(値は仮)に照らし合わせます。左側の列には「貨物の重さ」右側の列には「運送距離」が書かれています。これら二つが交差する点が混載料金です。

例えば、重量が10kgであり、距離が300キロであれば、1100円が混載便料金です。

重量/距離 50km 100km 200km 300km
10kg 1100円
20kg
30kg
40kg 1300円

上記の料金表は、混載便業者に問い合わせをすると入手できます。しかし、通常の輸入手続きであると、これら混載便の手配は、通関業者が行うことが多いです。そのため、一般的に、混載便には、通関業者の利益が上乗せされています。そのため、ある程度の輸入実績ができた時点で、混載便業者と直接取引を行うことをお勧めします。

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注意!通関業者に依頼をしたら2つのミスがあったお話

まとめ

混載便を使うときは、重量に対する特別な計算式と適用ルールがありました。重さには「実重量」と「㎥換算重量」です。これら2つを見比べて重い方を貨物の重量とします。ここで求めた重量と混載便の料金表を照らし合わせることによって、混載便の配送料金がわかるようになっています。

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