種別 | 積み地 | 揚げ地 | 品目 | 輸送モード |
個人 | アムステルダム | 福岡 | CBD | 相談希望 |
個人 | スワンナプーム | 成田 | ゴルフ用品 100kg | 相談希望 |
法人 | 上海 | 静岡 | テーブル 300kg | LCL |
法人 | ソウル | 名古屋 | アパレル関連 2トン | フェリー |
法人 | リマ | 柏/千葉 | 酒類 250kg | 相談希望 |
個人 | アムステルダム | 福岡 | CBD | 相談希望 |
個人 | スワンナプーム | 成田 | ゴルフ用品 100kg | 相談希望 |
法人 | 上海 | 静岡 | テーブル 300kg | LCL |
法人 | ソウル | 名古屋 | アパレル関連 2トン | フェリー |
法人 | リマ | 柏/千葉 | 酒類 250kg | 相談希望 |
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キャンプ場へ行くとさまざまなテントがあります。ひときわ大きなもの、個性的な形のもの、目を疑いたくなるような派手なものまで、所有者の「個性」をひしひしと感じます。今回は、この「テント」を海外から輸入するときに必要になる「関税のポイント」や「海外のアウトドアショップ」などを紹介します。
個人でテントを輸入する方法
海外からテントを輸入する際は、商品自体の料金はもちろんのこと「国際送料」「保険」「関税」「消費税」なども負担する必要があります。このうち、関税と消費税については、日本の税関に納めます。
ただし、一般的には配送業者が代理で、税関に関税などを納めた後、商品の配達先で立て替えた税金を徴収する仕組みです。つまり、あなたは、家で商品が到着するのを待てばよく、関税は、配達員に支払えばいいです。
では、この関税は、どのように決まるのでしょうか?
テントの関税をきめる要素
輸入する商品の関税は「商品が持つ要素」によって決まります。詳しくは、関税の決定の流れをご覧下さい
海外製のテントは「原産国」「材質」の二つが決めてです。これらの要素と「関税表」と照らし合わせて関税率が決まります。では、これらの要素を一つ一つ検証していきます。
- 原産国
- テントの材質
1.原産国とは?
「テントの原産国」とは、テントが製造された国のことをいます。
例えば、アウトドアブランドである「ABC(仮称)」という欧州の会社があるとします。この会社の製品は「欧州ではない海外の工場」で製作しています。この場合の原産国は「欧州以外の国」です。商品のブランドがどこの会社といより、その商品が「どこの国で製造された物」なのかが重要です。
2.テントの材質とは?
テントの材質は以下の三種類で分類されています。あなたの購入するテントは、これらの要素の内、どれに該当するのかを考えればいいです。
- 合成繊維のもの
- 紡織(ぼうしょく)用繊維製(綿製)
- 合成繊維以外の紡織用繊維
「合成繊維」とは、主にナイロン、ポリエステル、アクリルなどの化学繊維のことです。多くのテントは、これに該当します。
「紡織用繊維」とは、綿、麻、ウールどの天然素材や、アクリルなどの人造繊維の総称です。テントの関税の分類によると、その中でも「綿製の物」と「綿製以外」の二つに分かれています。つまりテントの関税分類は「合成繊維」「紡織用繊維(綿製)」「合成繊維以外の紡織用繊維(綿以外)」の三つがあります。
テントの関税
テントの関税が決まる要素がわかった所で、実際にWEBタリフ(関税表)を確認します。ウェブタリフによると、テントの輸入関税は、以下の通りです。(2016年8月現在)
HSコード:6306.29.100 紡織用繊維製(綿製)5.6%
HSコード:6306.29.100 紡織用繊維製(綿製以外)4%
紡織用繊維の「綿製テント」が最も高い関税率です。それ以外は4%で同じです。関税率の関連から、テントを購入するときは「材質が綿であるのか?」がポイントになりそうです。
テントを無税で輸入できる原産国
輸入するテントの関税を安くしたい!またはなくしたい方も多いかと思います。この場合、EPA(自由貿易)の仕組みを活用します。2019年現在、日本は17のEPAを結んでいます。EPAを結んでいると、商品にかかる関税率が撤廃されるため、外国の商品をお値打ちに輸入できる可能性があります。
例:ヨーロッパを原産国とするテントは日欧EPAを適用するなど
また、個人通販をするときは「個人通販でEPAを活用する方法」などの記事も参考にしてください。
関税無税で輸入できる原産国リスト(EPA締約国)
シンガポール、メキシコ、マレーシア、チリ、タイ、インドネシア、ブルネイ、アセアン、フィリピン、スイス、ベトナム、インド、ペルー、オーストラリア、モンゴル
おすすめの海外ショップ(アウトドアグッズ)
海外ショップサイトでアウトドア用品を購入するときに有名な三つのショップを紹介します。この中にあるアマゾンは、アマゾンUSAの他にもイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランドなどにもあります。これらのアマゾンを使って購入するだけでも世界中の商品を購入できます。
・OutdoorFair (https://www.outdoorfair.de/)
・REI (https://www.rei.com/)
・アマゾンUSA (https://www.amazon.com/)
まとめ
海外製テントを日本へ輸入するときの関税は、テントの「材質」と「原産国」によって決まります。関税がかからないように輸入するときは、原産国がEPA締約国である必要があります。それ以外の国を原産国とするテントは、一律4%~5%の関税がかかります。


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