「マトリックス」輸出貿易管理令の対象貨物かを確認する方法

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輸出貿易管理令の別表1には、大量破壊兵器や武器の開発につながる物品をリスト表示しています。また、同じく別表1の16項では、キャッチオール規制により、リスト表示以外の全ての貨物を規制の対象にしています。経済産業省は、この2つの仕組みを導入することで、世界平和の維持を目指そうとしています。また、同時に商品を製造する会社や、それを輸出する会社には、輸出貿易管理令を守る事を求めています。

製造者や輸出者は、輸出する商品と、輸出貿易管理令の内容をすり合わせて「規制対象の貨物であるのか?」を確認しなければなりません。しかし、実際に確認作業をすると、予想以上に規制対象の物が多いことがわかります。そのため、効率的に情報のすり合わせを行っていかないと、大きな時間ロスにつながります。そこでお勧めするのが「マトリックスの使用」です。

マトリックスとは表のことです。経済産業省は、輸出貿易管理令別表1と外為令別表の内容を一つのエクセルシートにして公開しています。このシートは、どなたでも自由に使えるため、管理令の調査をするときは、必ず利用するようにしましょう。今回は、このマトリックスのダウロードから、検索方法までの流れをご紹介します。

経済産業省のマトリックス

商品のメーカーは、自社の商品が外国へ輸出されるときに「輸出貿易管理令に該当しないか?」を確認しなければなりません。この確認をするときに、とても役立つシートがあります。それがマトリックスです。マトリックスは、輸出貿易管理令の別表1などに該当する貨物を1つのエクセル上にまとめたものです。すべての情報が一つのブックに入っているため、検索機能などを使えば、とても楽に情報を探せます。

マトリックスの導入方法と使い方

マトリックスは、経済産業省のサイトで公開されています。最初にマトリックスをダウンロードしてください。ダウンロードするときは、必ず施行日を確認してください。私の場合は、貨物と技術(役務・サービス)が一緒になっている「貨物・技術の合体マトリックス」をダウンロードしています。ダウンロードは、赤枠のエクセルマークを押します。

経済産業省 マトリックス HUNADE

自分のパソコンにシートをダウンロードしたら、ダブルクックで起動します。もし、パソコンにエクセルなどが入っていないときは、オープンオフィスという無料のソフトを使うか、グーグルドライブ上のドキュメント機能で閲覧できます。

経済産業省 マトリックス HUNADE

シートを起動すると、上部に以下の2つの確認ボタンが出てきます。どちらも有効にするを押してください。

経済産業省 マトリックス HUNADE

シートを起動したら左側の「ホーム」を押した状態で、右側にある「検索と選択」を押します。

検索窓が表示されます。赤枠のオプション部分を押すと、下の画面になります。変更するところは、2と3です。それぞれブック、列にしてください。1番の空欄には、検索したいワードを入力します。その後「すべて検索」か「次を検索」を押します。

経済産業省 マトリックス HUNADE

以下は「すべて検索」を押したときの画面です。ブック内にある指定のキーワードが含まれている一覧が表示されます。枠が小さいときは、下や右に引き延ばすこともできます。

 

経済産業省 マトリックス HUNADE

これが検索結果の画面です。指定のキーワードの所へ表が移動していることがわかります。このようにして、輸出貿易管理令の規制対象になっているのかを確認するようにしましょう。

経済産業省 マトリックス HUNADE

マトリックス表のダウンロード先

まとめ

自社の商品が輸出貿易管理令の対象であるのかは、マトリックスを使って調べるようにして下さい。マトリックスは、経済産業省のサイトで無償で手に入れることができます。

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