スニーカーの関税率 どこの国が無税?いくらからかかる?

スニーカーの関税関税率と関税割当
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海外通販などでスニーカーを輸入するときは、どれくらいの関税がかかるのでしょうか? この記事では、外国からスニーカーを輸入するときの関税をご紹介しています。なお、最初にお伝えしますが、こちらのスニーカーには「革靴」は含まれていません。革であるのか?は、関税上、非常に大きな区別があるためご注意ください。

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スニーカーの関税率

海外から商品を輸入するときの関税は、輸入する合計価格により、適用される税率が変わります。あなたの輸入する合計価格が20万1千円以上のときは一般税率。それよりも下の場合は、簡易税率を適用されます。いわゆる海外通販の場合、合計額が20万円以下になることが多いため、簡易税率が適用されると考えても良いです。

スニーカーの一般税率

もし、あなたが商売目的であったり、輸入合計額が20万1千円をこえたりするときは、一般税率が適用されます。一般税率とは、およそ10000品目から輸入する品目に最も適切な税率を選ぶ仕組みです。スニーカーは、この一般税率の内、64類02項の20、91、99などに該当します。そして、この項目に属する場合のWTO税率は、6.7%~8%。また、原産国が日本とEPA(自由貿易協定)を結んでいれば、下記のEPA税率が適用されます。

アメリカ、中国など、日本と自由貿易を結んでいない国の産品は、WTO協定税率が適用されます。一方、タイ、ベトナム、インドネシアなど、日本とEPAを結んでいる国のスニーカーでれば、スニーカーの関税率はゼロです。しかし、EPAを締結していても、オーストラリア、欧州、さらにTPPについては適用が除外されているため注意が必要です。
HSコードWTO税率(基本的に適用される税率)EPAを締結している国EPAの除外国
6402.20 006.7%(アメリカ、中国など、多くの国)無税オーストラリア、欧州、TP
6402.91 000 6.7%~8%
6402.99 000 6.7%~8%

一般税率は、WEBタリフで調べられます。

スニーカーの関税率

海外通販など一度に輸入する価格が20万円以下のときは、簡易税率が適用されます。簡易税率とは、関税区分を7つに限定して、いずれかを適用する方法です。スニーカーであれば、おそらく5%だと思います。また、簡易税率を適用する貨物であっても、それがEPAを締結している国からの産品であれば、無税率が適用されます。海外通販でのEPA税率の適用は「海外通販でEPAを適用する方法」をご覧ください。

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関税の計算方法

関税の計算方法は、輸入目的が商売か、それとも個人使用目的かで変わります。商売目的の場合、スニーカーの価格+送料+保険料金の合計額に対して、関税率をかけます。一方、個人使用目的の場合は、海外の販売価格を0.6倍した価格×関税率=関税額と計算します。ただし、スニーカーには、当然、革靴は含まれないことに留意します。

では、具体的な事例を考えてみましょう。例えば、以下の場合、どのように関税を計算すればいいのでしょうか?

商売目的で輸入するケース

  • 原産国:アメリカ
  • スニーカー価格:500ドル(50000円)
  • 送料+保険代金:100ドル(10000円)
  • 輸入目的:商売

まずは原産国です。アメリカ製であるため、EPA税率を適用できずWTO税率を適用します。仮にこれを6.7%としましょう。次に目的です。このケースでは「商売」となっているため、スニーカーの価格に送料と保険代金を加えなければなりません。つまり、以下の式に至ります。

(50000円+10000円)×0.067=4000

そして輸入品にも消費税がかかるため、スニーカー価格+送料+保険代金+関税額を合計して……

(50000円+10000円+4000)×0.1=6400

よって、この場合の納めるべき税金は、関税が4000円、消費税が6400円です。

関連ツール:関税の計算ツール 一般輸入(申告価格が20万円1千円以上)

個人使用目的で輸入するケース

  • 原産国:ベトナム
  • スニーカー価格:500ドル(50000円)
  • 送料+保険代金:100ドル(10000円)
  • 輸入目的:個人使用

次に個人使用目的で輸入するときを考えてみましょう。原産国はベトナムなので、EPA適用で関税は0です。そして個人使用目的のため、送料等を除外した上で、海外の小売価格に0.6をかけた価格が税金を計算する対象価格です。

50000×0.6×0=0(関税額

そして、消費税は….

30000×0.1=3000円

このケースの場合、納めるべき税金は、関税0円、消費税は3000円です。

個人輸入の関税を計算しよう!無料検索ツール

関税がかからない条件は?

関税の合計金額が20万円をこえるのか?で一般税率と簡易税率の分かれ目です。実は、これ以外にもう一つ関税に関する分かれ目があります。それが一万円以下免税ルールです。

例えば、海外のネットショップで日本円に換算後、これに0.6をかけた後の価格が10000円を超えないときは関税と消費税が免除されます。もし、一つの箱に複数個の商品が入っている場合は、合計価格×0.6が一万円以下であれば、関税と消費税は免税です。(個人使用目的での輸入)他方、商業目的の場合は、商品価格+送料+保険代金の合計額が日本円換算で一万円以下だと免税です。

一万円以下免税ルールは、商売目的、個人使用目的のどちらにも適用できます。ただし、一万円の課税価格に含む対象に違いがあるため注意します。

根拠法:関税定率法14条の無条件免税

  • 個人使用目的:海外小売価格に0.6をかけた後が一万円以下
  • 商売目的:海外小売価格+送料+保険料の合計額が一万円以下

関税の払い方

関税の支払い方法は、コンテナなどを使った一般的な輸入と郵便やフェデックスなどによる輸入とで違いがあります。一般輸入の場合、通関業者が関税や消費税を立て替え払いした後、指定の日数後に輸入者から受け取る形が一般的です。他方、海外通関などの場合は、郵便やフェデックス、DHLなどの業者が立て替え払いをした後、荷物を届けるときに回収します。つまり、あなたは、自宅で配送業者から荷物を受け取るときに、関税や消費税を支払います。

一般輸入の場合(輸入総額20万円をこえる)

通関業者を使い輸入申告をする場合は、業者が一旦、関税や消費税を立て替えます。その後、数日以内に立替金の請求が来るため支払います。なお、この立て替え金は、いわゆる輸入諸掛り(配送料や通関料などの請求)とは別に来るため、注意しましょう!

小口輸入の場合(輸入総額が20万円以下)

輸入する額が20万円以下の場合は、郵便による課税処理又は、フェデックスなどのインテグレーターによる課税処理がなされた後、自動的に荷物が届きます。荷物の受け取り時に、関税と消費税を支払います。(発生している場合のみ)

海外のスニーカーショップの探し方は?

海外のスニーカーショップを探すときは、アマゾングーグルショッピングなどを活用すると便利です。

まとめ

  • スニーカーの関税率は6%前後
  • EPA協定を締結している国はほぼ無税
  • ただし、オーストラリア、欧州、TPP加盟国の産品は無税から除外されている。
  • 課税価格が一万円以下であれば関税はかからない。
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