インドネシア/ジャカルタの東側「Jatinegara Station」の近くには、巨大な宝石市場(Jakarta Gems Center)があります。この記事では、ジャカルタの宝石市場の場所と市場内の写真をご紹介します。
ジャカルタの宝石市場
ジャカルタと東ジャカルタの近くには、宝石商が軒を連ねた市場があります。市場というより、巨大な建物の中に小さな商店が軒を連ねるイメージです。下の写真がその宝石市場です。外観が黄色で、かなり目立つため、すぐに見つけられるかと思います。
ヒスイからダイヤまで実に様々な商品が販売されています。小さな商店がいくつも並んでおり、お店ごとに特徴があります。
宝石市場を階層別にみると….
一階は、きれいな石(サファイヤ?)やそれをはめ込むための指輪の型など
二階は、ゴールド関連の商品
三階は、地元向けフードコート
の構成です。ワンフロアは非常に大きく、一階から少しずつ確認していき、二階に行くようにした方が良いです。
市場内は熱気がすごいです。熱中症にならないように、水分補給に気を付けてください。フロアが非常に広く、様々な商店が所狭しと並んでいます。
例えば、ヒスイであれば、500円ほどで販売されています。
なんと、宝石を研磨する方々もいらっしゃいます。
疲れたら市場内にある地元向けの足つぼマッサージを受けてみましょう!30分で250円ほどで格安です!しかも、かなり本格的なツボ押しのため、悶絶します。
注意点とビジネスモデル例
市場内の商品は、良い意味でも悪い意味でも自由です。そのため、この市場内で販売されている商品には「偽物」が混じっている可能性があります。ある店員は「サファイヤ」と言った。しかし、実際は、それに似せた「フェイク品」だった。というケースが十分に考えられます。もし、こちらの宝石市場に行くときは、ある程度、宝石について勉強をするか、宝石の知識がある人に指導を受けながら周った方がよさそうです。
また、この市場内には、宝石を研磨して、希望の完成品に仕上げるサービスもあります。この仕組みをうまく使えば、安いヒスイを場内で手に入れた後、インドネシアの安い人件費を利用して、完成品に仕上げるビジネスモデルを作れます。いわゆるファブレスメーカーのようなポジションで受注して、それを市場内の業者に依頼して仕上げるモデルです。ファブレスメーカーときくと、事業規模がある程度、要求されますが、この形であれば、小さなオーダーでもモデルを作れそうです。
ポイントは….
- 場内で本物を調達する目利き力
- 調達した物を日本側のニーズに合わせて加工する力(指示する力)
だと思います。ぜひ、様々な方向から、宝石市場の活用を考えてみてください。単なる転売であれば、市場が見つけられた瞬間に、ライバル企業との勝負に至ります。しかし、そこに上記2つの力が組み合わされれば、他の方がマネしずらい商売が出来上がるはずです。
市場の場所
インドネシアで宝石を探している方は、こちらの市場をのぞいてみましょう!
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