「MUGICHA」麦茶の輸出ビジネス 数量は17倍に!?

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    真夏の火照った体を冷やしてくるのが「麦茶」です。緑茶、ウーロン茶にはない、ほのかな甘みが特徴ですね!実は、いま、そんな麦茶が「MUGICHA」として世界中に輸出されています。そこで、この記事では、麦茶の輸出価格と輸出先の国について詳しくご紹介していきます。

    MUGICHA 輸出ビジネス

    麦茶の輸出ビジネス

    麦茶とは、どのようなお茶なのでしょうか? ウィキペディアによると、次のように記載されています。特徴は、カフェインがないため、就寝前や幼児の飲用にも適しているようです。特に欧米などでは「カフェインレス」「カフェインフリー」の観点があるため、この点が有利な特徴です。

    関連記事:10 Health Benefits of Living Caffeine-Free

    麦茶(むぎちゃ)は、殻付きのまま焙煎した大麦の種子を、湯で煮出して煎じたり、水で浸出して作った飲料である。麦湯(むぎゆ)ともいう。一般的な茶葉から抽出されるカフェイン成分が含まれていないため、就寝前や幼児が飲むのにも適している。

    引用元:ウィキペディア

    世界の中での「麦茶」は、どのようなキーワードで検索されているのでしょうか? リサーチした所、以下の候補がありました。最も検索数が多いのが「MUGICHA」又は「japanese barley tea」です。どうやら世界では、麦茶を「MUGICHA」と認識しているようです。

    • mugicha(MUGI CHA)
    • japanese barley tea
    • gerstentee
    • mugicha tea
    • mugicha barley tea
    • goma mugicha

    関連ワード:HOJICHA

    グーグルトレンドで検索すると?

    下の図をご覧ください。こちらは、グーグルトレンドを使い「MUGICHA」のニーズを計測した結果です。フィリピン、メキシコ、タイ、オーストラリアなどに需要があるようです。特にフィリピンの数字が高いため、フィリピンにおける麦茶市場を調べると良いかもしれません。ちなみに、フィリピンは、技術的な問題から自国の産品ではなく、他国からの輸入品に頼る傾向が強いです。=自国では作れない。

    様々な商品を外国に頼ることが多いため、フィリピンにおける輸入品は意外に高いです。よって「フィリピンは安い物しか売れないだろう」と考えない方が良いと思います。物によっては、日本よりも高い価格で販売されている輸入品があります。

    フィリピンは、技術的な理由から輸入品大国である

     

    MUGICHAのトレンド

    画像:グーグルトレンド

    基礎情報

    世界的な「MUGICHA」への関心をご理解いただけたかと思います。ここから先は、麦茶の輸出数量や価格の推移などをご紹介していきます。

    HSコード

    麦茶に関する専用のHSコードはありません。そのため、最も当てはまるコードとして次の2つを選びました。違いは、パック詰めまでされているのか?にあります。なお、貿易データは、この2つのHSコードを基準に調べることとします。=麦茶以外の産品が含まれている可能性あり!

    • 1904.10
    • 2101.20(パック詰め)

    他法令及び関係機関

    麦茶を輸出するときに関係する他法令の確認(植物防疫法等)は有りません。

    麦茶の輸出価格

    下の表は、貿易統計を加工した物です。表中の価格は、税関への輸出申告価格(FOB)が基準です。(=現地に届く価格は、この価格よりも高いです。)今回は、1904.10番のみ表を作成し、2101.20番は、特異点のみをご紹介します。

    麦茶/1904.10

    こちらが1904.10に紐づく輸出データです。データー:2018年度(2018年4月~2019年3月)30か国、数量順に上位10か国に並べた数字です。中国、香港、台湾、アメリカを中心に世界中に輸出されています。アジア圏への輸出は、総じて単価が安く、中東、欧州方面は単価が高い傾向にあります。

    単価/kg
    中華人民共和国¥600
    香港¥773
    台湾¥770
    アメリカ合衆国¥833
    ベトナム¥741
    シンガポール¥855
    アラブ首長国連邦¥1,041
    大韓民国¥920
    カナダ¥771
    タイ¥949
    欧州圏¥1,000~¥2,000前後
    中央値¥1,069

    他方、パック詰められている「2101.20は、世界36か国に輸出されており、1kg辺りの単価の中央値は、約1500円です。190419と比較して、数量順の上位10か国に大きな変動はない代わりに、特定国に対して非常に高い価格で輸出されているのが特徴です。

    なぜか以下の国々に高く輸出されている….
    • バングラデシュ ¥15,867 /kg
    • インド ¥13,380 /kg
    • ペルー ¥9,575 /kg
    • サウジアラビア ¥8,000 /kg
    • デンマーク ¥6,110 /kg
    • カタール ¥5,786 /kg
    • 欧州系は¥2,000~¥3,000前後 /kg

    その他の輸出先国は次の通りです。

    カナダ、マカオ、フランス、マレーシア、ドイツ、モンゴル、英国、オランダ、クウェート、インドネシア、フィリピン、ロシア、ブラジル、ニュージーランド、イタリア、チェコ、パラグアイ、スウェーデン、フィンランド、スペイン、カンボジアなど

    2011年との比較で17倍に成長!

    2011年から2019年にかけて輸出量が17倍に変化しています。単価も2011年と2019年を比較すると、約20%ほど下落しており、順調に輸出ビジネスが伸びているようです。

    麦茶 輸出

     

    以上、麦茶の輸出状況でした。日本全国の麦茶メーカーの皆様、輸出にチャレンジしませんか? 大きな市場が待っています!

    まとめ

    • 麦茶には、カフェインフリーの特徴がある。
    • 日本の麦茶は「mugicha」として世界に輸出されている。
    • 2011年と2019年を比較すると、輸出量が約17倍に変化
    • フィリピンの市場を調べると良いかもしれない。
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    この記事の執筆者
    HUNADE

    貿易サイト「HUNADE」の代表。通関業者で勤務した経験をもとにして「もっと貿易を身近に。」をミッションに活動中!難しい貿易をできるだけわかりやすく解説し、貿易の一助になることが目標。基本的には、東海地方に住みながら国内各地、海外などでも活動し、できるだけ柔軟な発想を維持できるように努力しています!

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