貿易の「一問一答コーナー」、今回は、食品の輸入手続と行政書士に関するご質問です。
■質問内容
現在、食品の輸入を検討します。手続きに関する相談は行政書士にした方がよろしいですか?質問者様:●●●●株式会社 M様
現在、食品の輸入を検討します。手続きに関する相談は行政書士にした方がよろしいですか?質問者様:●●●●株式会社 M様
■ご回答 行政書士ではなく、貿易実務経験があるコンサルタント又は通関業者等に相談をしましょう!
食品の輸入手続き。行政書士に手伝ってもらうべき?
海外から食品を輸入するときに関係するのが食品届です。食品衛生法に基づく手続きであり、食品び基準を満たすことを審査されます。
具体的には、食品を輸入しようとする者(輸入者)が、輸入地(陸揚げする港や空港)を所管する食品検疫所(厚生労働省)に対して、各種資料(成分分析書、製造工程書など)を提出し審査を受けます。
審査の結果、必要な場合は検査を受けます。(検査費用は全て輸入者の負担)一方、審査上、特に問題がなければ、食品届済証が発行された後(他法令のか確認OK)、税関から輸入が許可されます。
さて、この食品輸入手続きは、考えているよりも複雑です。食品に含有されている成分・添加物の一つ一つが…..
- 指定添加物に該当しないのか?
- 医薬に該当しないのか?
などを確認する必要があり、正直、かなり面倒です。そして、混乱する部分も多い為、専門家に依頼することも多いです。今回のテーマは、このときに頼るべき専門家は、誰が良いのか?です。
行政手続きをプロに任せるときに思い浮かぶのが行政書士です。しかし、冒頭でもお伝えしている通り、このケースにおける依頼先としては不適切です。なぜなら、行政書士は、貿易手続きには不慣れな場合が多いからです。
ご存じの方も多いと思いますが、貿易には専門的な知識が必要です。貿易面の知識があることで初めて手続き等の支援ができるものです。
もし、貿易面での支援を希望する場合は、貿易分野(実務経験あり)に精通する貿易コンサルタント又は、通関業者等をお勧めします。とはいえ、最も理想的な専門家は、貿易実務経験がある行政書士です。
回答は以上です。
カテゴリ
タグ一覧
新着記事の一覧
記事を検索する
種別 | 積み地 | 揚げ地 | 品目 | 輸送モード |
法人 | 大阪 | 厦門 | ビール 2トン | 海上輸送 |
法人 | 大阪 | 台北 | 木製チェア 100KG | 相談希望 |
法人 | 鹿児島 | バンクーバー | さつまいも 500kg | 海上輸送 |
法人 | 大阪 | 厦門 | ビール 2トン | 海上輸送 |
法人 | 大阪 | 台北 | 木製チェア 100KG | 相談希望 |
法人 | 鹿児島 | バンクーバー | さつまいも 500kg | 海上輸送 |
カテゴリ
タグ一覧
新着記事の一覧
記事を検索する
種別 | 積み地 | 揚げ地 | 品目 | 輸送モード |
法人 | Nanchang | 埼玉 | オフィスチェア | 相談希望 |
法人 | 上海 | 名古屋 | 革製品 | フェリー輸送 |
法人 | 広東省 | 福井 | 両面テープ 20KG | 相談希望 |
法人 | Nanchang | 埼玉 | オフィスチェア | 相談希望 |
法人 | 上海 | 名古屋 | 革製品 | フェリー輸送 |
法人 | 広東省 | 福井 | 両面テープ 20KG | 相談希望 |