輸入した物を販売するには、どんな資格が必要?

この記事は約5分で読めます。

輸入ビジネスをするときは、どのような資格が必要なのでしょうか?  やはりしっかりとしたオフィスを構えて、難しい書類を書いたり、会社を作ったりする必要があるでしょうか? なんとなく、輸入した商品を販売するときは、難しい手続きが必要な気がしますね。特に営業目的で輸入するとなると、なおさら難しく感じてしまいます。

そこでこの記事では、輸入した商品を日本国内へ販売するときは、どのような資格が必要になるのかをご紹介していきます。

輸入した商品を日本で販売するためには?

外国の商品を輸入したら、何らかの方法で日本国内で販売することになります。個人が最も手軽に始められる方法は「ヤフオク」「メルカリ」「アマゾン」などがあります。どちらの方法もインターネット上にあるプラットフォームを利用して、国内販売をしていきます。参入するためのハードルもきわめて低く、誰でも気軽に販売ができます。しかし、ここで疑問に感じることがあります。「輸入品を日本国内で販売しても良いのか?」です。

世の中にある様々な物は、何かと資格を必要とすることが多いです。

例えば、車の運転には、自動車免許が必要です。もちろん、免許を持っていなくても技術上は、運転は可能です。しかし「運転する資格」がないのであれば、ただの違法行為です。では、輸入ビジネスの場合であれば、どのような資格が必要なのでしょうか? 何となく、税関や税務署から営業をするための資格や許可が必要な気がします。悪気がなく輸入販売をしていて、いきなり違法だと言われるのも困りますね。

実際のところ、輸入品の国内販売の取扱いは、どのようになっているのでしょうか?

国内販売で必要になる資格

日本国内で輸入品を販売するときは、一部の商品を除いて販売するにあたり許可は不要です。実は、誰でも自由に輸入&販売ができます。もちろん、オフィスを構える必要もなく、税関や税務署から何らかの許可を受ける必要もありません。資本金がいくら以上必要や、通関士や貿易実務検定の資格が必要ということも一切ありません。「今日から貿易業を始めます!」と宣言するだけで、誰でも自由に輸入&販売ができます。実はとてもハードルが低いビジネスなのです。

しかし、原則的ということは、そこには必ず例外があります。それが「1.医薬品」「2.アルコール類」「3.化粧品」の三つです。

1.医薬品の輸入資格

輸入規制が最も強い物が「医薬品」です。これは、何も特別に難しい薬ではなく、海外で一般的に使用されている市販薬であっても強い規制があります。

例えば、胃薬、風邪薬などがあります。どちらの薬もかなり一般的であることは間違いありません。しかし、このような一般的な薬であっても、外国産の物を「商売目的」で輸入することは、ほぼ不可能と言ってもいいです。唯一、認められているのは「〇〇製薬」など、製薬会社として世にテレビCMを流しているような巨大な会社だけです。その辺の企業では手が出せない非常に厳しい輸入規制がありあます。

hunadeのサービス

このようなことを考えると、一会社や一個人が海外の市販薬をビジネス目的で輸入することは考えない方が良いです。事実上、禁止していると考えましょう。

2.化粧品・美容関係・石鹸などの輸入資格

化粧品も厄介です。この化粧品には、ボディーソープ、石鹸など、一連のグッズが含まれます。これらの商品を輸入して販売するときは「化粧品の製造販売業の許可」が必要になり、個人が取得するのは事実上、不可能になっています。特に女性の方に多いですが、東南アジアなどに行ったときに現地で気に入ったからといって、輸入を検討しては行けません。非常に厳しい輸入規制があります。

身近な物だということで、この事実を知らずにメルカリやオークションなどで違法に販売している方がいます。しかし、このような販売は「薬機法違反」になるばかりではなく、何かことがあったときに、とてつもない賠償請求に応じなければならないことを肝に銘じておくべきです。仮に茶のしずく石鹸事件のようなことが起きたときに、しっかりと責任が取れるのか?を考えた方がいいです。

3.アルコールの輸入資格

アルコールの輸入&販売は「酒税法の規制」を受けます。皆さんがよく利用するコンビニや商店などでは、アルコールの販売がされていますね。実は、あのように「アルコールを売る」だけでも免許がいります。誰でも自由に売れるわけではないため注意しなければなりません。これは、外国のアルコールを輸入して日本で販売するときにも適用されます。もし、あなたが外国のアルコール類の輸入ビジネスをするときは、酒税法の免許を取るようにします。

アルコールの輸入と聞くととても厳しい物であるかと考えがちです。しかし、食品衛生法やアルコールに関する法律を守るように輸入をすれば、上記2つの物よりも輸入ビジネスとして再現性は高いです。

4.その他

もちろん、上記三つ以外にも輸入をするにあたり資格が必要になる物もあります。特に「輸入承認(ゆにゅうしょうにん)」を必要としている貨物を輸入するときは、意外な物が規制されているため、注意しましょう!

まとめ

輸入したものを日本国内で販売するときは、何か特別な手続きが必要になるわけではありません。原則的に自由に輸入ができます。しかし、いくつかの品目については、資格が必要になるのか?というレベルではなく、そもそも輸入をあきらめた方が良い物があります。それが「医薬品や化粧品(美容品関係)」です。人の体に何かしらの作用があるももの、皮膚にふれるものについては、とても強い規制があるためご注意ください。

医薬品、化粧品(美容系グッズ・石鹸なども含む)は、ほぼ商売目的の輸入をあきらめた方がいいです。アルコールに関しては、一つずつ許可を受けていくことにより、個人でも取り組みやすいビジネスになります。ただ、やはり何も輸入の経験がないのであれば、このような資格が必要としない物から輸入ビジネスを行うことをお勧めいたします。

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録

【HUNADE公式パートナー】

転送サービス

[スポンサードリンク]


通関代行・対比表作成支援、輸送見積もり等
お問い合わせはこちら!
タイトルとURLをコピーしました