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円高・円安で輸出や輸入をする企業の売上はどう変化する?

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日本国内で商品を購入するときは、日本円で支払います。一方、海外とのやり取りをするときは「外国のお金」で商品代金を支払ったり、受け取ったりします。円を使って商品の取引をしないため「外国為替の影響」を受けます。外国為替とは、円と外貨を交換することです。

「君がもっている100円のお金だったら、僕の持っている1ドルと交換してあげる」

このように、円と外貨を交換するため、交換する日によっては、為替レート(交換できる比率のこと)の関係から、損をしたり、得をしたりします。

為替レートが「円安(円の価値が低くなること)」になると、輸出取引で有利になります。一方、「円高(円の価値が高くなること)」になると、輸入取引で有利になります。輸出、輸入ともに外国為替の影響によって、収益が増えたり、減ったりするため、貿易をする上では、この外国為替の知識が重要になります。

そこで、この記事では、貿易取引を行う企業にとって、円高や円安がどのような影響を与えるのかをご説明します。

為替

円高と輸入の関係~円高は輸入に有利なの?

目次

  • 1 円高と輸入の関係~円高は輸入に有利なの?
    • 1.1 外国為替と企業の関係
      • 1.1.1 外国為替とは?
    • 1.2 円高と円安の意味とは?
      • 1.2.1 輸出取引における影響
      • 1.2.2 輸入取引における影響
    • 1.3 円安・円高のメリット、デメリット
    • 1.4 まとめ

円高

外国為替と企業の関係

外国為替とは?

お金とお金を交換することを「外国為替(がいこくかわせ)」といいます。「本日の円相場は、1ドル=100円で取引されています。」というニュースは、日本円とアメリカドルの交換できる比率のことを伝えています。もちろん、アメリカドルとの為替以外にも他の通貨との為替も存在します。

一見すると、為替とは単なる「お金の交換」だと考えてしまいます。しかし、実は、この為替の良し悪しによって、輸入や輸出などをする企業には、大きな影響があります。

例えば、ある自動車会社では「1円の円高によって、数百億円の利益が吹き飛ぶ」と言われます。大量の商品を輸出しているため「少しの為替の変化」が収益に大きな影響を与えてしまいます。しかし、だからといって、必ずしも円高が悪いわけではありません。輸出とは逆の輸入時には、有利になるからです。

円高になると、スーパーやデパートなどでは「円高還元(かんげん)セール」などを開きます。為替レートが円高になったため、これまでよりも安く仕入れられるようになったからです。つまり、円高、円安とは、輸出する企業と輸入する企業など、立場の違いによって、メリットにもなり、デメリットにもなります。これが外国為替と会社の関係です。

関連記事:いまいちよくわからない円安と円高の関係性とは?

円高で有利な所:輸入する企業

円安で有利な所:輸出する企業

円高と円安の意味とは?

外国為替には「円高」と「円安」があります。この意味を学ぶことによって「なぜ、円安であると輸出企業が儲かるのか?」「なぜ、円高であると輸入企業儲かるのか?」を理解することができるようになります。この記事を通して、円安と円高を正しく理解しましょう!

ここでひとつ質問をします。例えば現在、「1ドル=100円」の相場だとします。仮に、これが「1$=120円」になったとすると……

これは円安ですか? それとも円高ですか?

挿絵2

答えは、円安です。100円から120円に変化するため、円が高くなった。だから円高だと勘違いすることが多いです。しかし、これは、覚え方が逆になります。正しくは「円の価値が安くなってしまったため、120円を支払わないと、1ドルに交換できない」ということです。

これまでは、1ドルを交換するときは100円を支払えばよかったのに、今では、120円支払わないと1ドルに交換してもらえません。だから円の価値が安くなると考えて「円安」と言います。では、この円安と円高によって、輸出と輸入は、どのような影響を受けるのかを考えてみましょう!

輸出取引における影響

例えば、1ドル100円のパンを輸出するとします。このとき、パンが1つ売れれば100円を受け取れます。一方で1ドル120円(円安)になったらいかがでしょうか? パンが 1 つ売れれば、120 円を受け取ることになります。円安の方が受け取れる収益が大きいことがわかります。

輸入取引における影響

では、輸入取引を考えてみます。1ドルが80円のときにチェリーを購入するとなると、1つのチェリーあたり80円を支払います。これが1ドルが100円になってしまったとすると、いかがでしょうか? 同じチェリーを輸入するのに、100円を支払わなければなりません。これが円安における輸入企業への影響です。

上記の2つの事例からもわかる通り、輸入取引と輸出取引は、完全に反対の影響を受けることなります。輸出企業が有利なときは、輸入企業に不利。逆に輸入企業に有利なときは、輸出に不利であることがわかります。

円安・円高のメリット、デメリット

一般的に輸出の場合は、「円安」が有利になります。一方、輸入の場合は「円高」が有利です。なぜ、なのでしょうか? 具定例で説明していきます。

例えば「1ドル=100円」のとき、100円の工芸品を外国で販売するとします。

日本円換算で10,000円を売上げるためには、100個の工芸品を販売することになります。もし、為替レートが「1ドル=80」になってしまうと、10000円の売上をあげようと思うと、125個の工芸品を販売しなければならなくなります。または、販売数量を100個に固定するなら、一つ当たりの価格を100円から125円に上げる必要がありますね。

反対に、為替相場が円安に進むと「現地の販売価格」を下げられます。つまり、現地での価格の競争力を上げることができます。「円高になると輸出企業の価格競争力が落ちる」「円安であれば、価格競争力があがる」のは、このような為替との関係から生まれる物です。日本から輸出する企業にとっては、適度な円安が望ましいです。

一方、輸入の場合を考えてみましょう!

2009年の後半から~2013年の前半まで「1ドル=80円台」の円高になりました。当時、デパートやスーパーでは「円高還元セール」を催していました。多くの輸入商品が安く販売されていましたので、思わず衝動買いをしてしまった方は多いのでないでしょうか? なぜ円高だと安く仕入れることができるのでしょうか? これも、具体的な数字で計算していきます。

今、海外に60ドルの茶碗があるとします。外国為替は1ドル=120円だとします。これを輸入しようとするときは、120円×60ドル=7200円を支払うことになりますね。一方、外国為替が「1ドル=80円の円高」になったとすると….

80円×60ドル=約4800円で購入できることになります。同じ商品を購入しているのに、外国為替が違うだけで、これだけの差がうまれてしまいます。海外の商品を購入する企業にとっては、適度な円高が望ましいです。これまで説明したことを総合的に考えると、輸出企業、輸入企業とも「適度な為替」が望ましいことがわかります。

まとめ

「海外に商品を売る(輸出)」「海外の商品を買う(輸入)」によって理想とする外国相場は異なります。円安や円高によって、輸出と輸入では、真逆の効果があるためです。

関連記事:今一よくわからない「円高になると損する理由」

 

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