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【輸入可否の判断】国際輸送を考慮している? 〇麻グミ事件を通して考える事

 

 

種別積み地揚げ地品目輸送モード
法人バンコク長崎清掃用具資材 150kg海上輸送
法人ホーチミン仙台もみ殻ペレット フレコン海上輸送
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連日、〇麻グミ事件、食中毒マフィンの報道がされています。これら報道を見た時「ふーん、そんなこともあるんだ~」と捉えていてはダメです。貿易を生業にしているなら、明日は我が身とと自分事のように捉えるべきです。なぜか? これらは、必ず、輸入規制、国際輸送基準などの強化につながるからです。

特に〇麻グミ事件は最悪です。各地の厚生局が医薬品医療機器法に基づき、国内各地の販売店に立ち入り検査をしています。この事件は、確実にCBD関連製品の輸入規制強化にもつながってくるでしょう。当然、規制強化は、その関連事業をしている国際輸送等に関係してきます。

今回は、輸入可否を判断する上で、国際輸送を考慮する重要性を説明します。

【CBD】日本の規制と輸入方法 関税率や手続き等

輸入可否の判断・国際輸送を考慮している?

「この商品を輸入して販売できるのか?」

これを考慮する上で価格等や日本側の需要等を調べている方も多いはずです。輸入規制、関税、需要等を全てクリアしても、最後の最後で思わぬ壁が出てくることがあります。それが国際輸送です。ようは、国際間で物を運べないのです。

なぜ、国際輸送業者は、輸送依頼を断るのでしょうか?

 
国際輸送の見積もり依頼 国際輸送の見積もり依頼
 
  • 「あらゆる部分が不確実である」
  • 「リスクある商品はできるだけ運びたくない」
  • 「税関からの心証が悪くなる」

などがあげられます。一言でいうと、そんな危険な物(リスクレベルが高い)は運びたくないのです。

以前からCBD関連製品の輸送は、断る業者が大多数

リスクある商品、この「リスク」にも様々な物があります。

例えば、食品や植物です。これらは、それぞれ食品衛生法や植物防疫法の規制下にある為、ある意味ではリスクだと考えられます。ただ、これらとは段違いにリスクが高い商品があります。それが「CBD関連製品」です。もちろん、CBDは一例です。

「基本的に禁止して、ある特定の条件を満たしている場合のみ許可される物」

上記の条件に当てはまる商品は、非常にリスクが高い商品だと考えるべきです。

CBDは、〇麻取締法と密接に関係する

ご存じの通り、日本では、そっち系のはっぱの入手、所持、販売等は一切禁止です。逸脱すれば、〇麻取締法により処罰されます。ただし、CBD製品は、この法律の規制外にあたり、2023年現在、合法的に輸入及び販売ができます。

しかし、法律上、輸入販売ができるからと言って、それを実行できるかは別のお話です。基本的に、国際輸送業者は、これらグレーゾーン商品の輸送は拒否することが多いからです。商品規格が輸入規制に即しているかを確認するのが難しいこと、偏見と断りつつも、これら商品を扱う荷主(関連業者全部)の素養、考え方等に非常に警戒心があるからです。

〇麻グミ事件のインタビューでも業者の考え方が垣間見れる

実は、今回の〇麻事件に関するインタビュー事件で、上記の警戒心が確信に変わる発言がありました。下記は、ヤフーニュースに掲載のとある販売店のインタビュー記事です。

この方は、脱法か適法かの部分に発言が偏っており、本来、最も重要である「人体への影響」については、さほど重視していないように感じられます。ようは、食べる側に問題があるといいたいのでしょう。

 これに対し、17日、大阪市の業者の社長が取材に応じ、「愚策だと思う。規制すればするほど新しい成分が開発される」と国の方針を批判しました。社長の男性は、「我々が販売しているものは、違法な成分ではないので違法性はない。脱法ではなく認識の違いだと思う」と販売は問題ないと主張。体調不良者が出ていることについては、「いずれも“食べ過ぎ”によって戻してしまうのがほとんど。何事も摂取のしすぎは、人体に影響があると思う」として、ユーザー側の問題を指摘しました。引用元:ヤフーニュース/販売会社社長のインタビュー

業者の主張!うちらは悪くない。悪いのは食べた側だ!

一販売業者さんの意見であると前置きしつつ、正直「やはりな…」と感じた発言でした。これまで、フォワーダー(国際輸送業者)としては、依頼を受けるのか、受けないのか? 疑心暗鬼で受けていた部分も大きかったと思います。それが一気に危険だ!と感じた方も多かったでしょう。

今回、当局が一斉に取り締まりを実施したこと(岸田政権の支持率とも関係!?)を考えると、今後、CBD関連の輸入規制は、一段と厳しくなるはずです。また、上記の発言を考慮すると、今後、CBD関連製品の輸送を一切受け付けない国際輸送業者が増えることは確実だと思います。もしかすると、現在、輸送を受け付けている業者でも拒否する可能性は十分にあります。その流れは、確実にあります。

商品の輸入について可否判断をする際は、必ず、国際輸送ができるか?を含めて検討しましょう! 世間的に黒い存在、黒でなくてもグレーな存在の商品は、基本的に輸送が難しいと考えた方が良いです。つまり、法的に輸入販売はできても、事実上はできないということです。

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