日本に輸入(輸送)ができない又は制限されている物

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    アメリカアマゾン等で商品を購入した。早速、配送をしてもらおうと思い、日本に輸送(輸入)できないことが分かった!どうやら日本に輸送ができない貨物とのことらしい。一体、なぜ、輸送ができないのだろうか…..汗

    そこで、この記事では、日本に貨物を輸送できない(難しい)貨物をご紹介していきます。なお、基本的に海外通販時の配送を想定します。海上輸送(コンテナ等)の輸送については、航空輸送よりも緩やかな基準があるため、別の物だとお考え下さい。

    日本に荷物を送れない物(難しい)まとめ

    海外アマゾン等(その他のネットショップも同じ)で商品を購入すると「この商品は日本に発送はできない」と表示される物があります。この場合、考えられるのは次の2つです。

    1. 販売者の都合(国際発送に対応していない)
    2. そもそも日本への航空輸送が難しい物

    例えば、販売者の都合により日本に商品を発送してれないときは、海外に転送会社を通して商品を受け取る方法があります。アメリカであれば「US BUYER」さんがあります。しかし、中には、この転送会社を経由しても、日本に貨物を配送できないことがあります。その理由が次の三つの内、いずれかです。「いずれか」と表現する理由は、どれか一つでも引っかかると、輸送できないことを意味します。

    例:1番の日本側の輸入規制ok ⇒ 3番の配送会社の独自基準をクリア とはならない。

    1.日本側の輸入規制によるもの
    2.航空輸送上の輸入規制によるもの
    3.配送会社独自の規制によるもの

    1.日本側の輸入規制

    日本側の規制は、次の2つがあります。

    1. 禁制品(輸入禁止物品として定めている物)
    2. 他法令対象の貨物

    禁制品

    日本には、治安の維持等の理由から、いくつかの品目を輸入禁止にしています。これは、誰が、どのような輸送方法を使っても同じです。少なくても合法的なルートでは、一切輸入できないです。このリストを「輸入禁制品」といいます。まずは、あなたの商品がこの輸入禁制品に該当しないのかをお確かめください。

    1. 麻薬、向精神薬、大麻、あへん、けしがら、覚せい剤、あへん吸煙具
    2. 指定薬物(医療等の用途に供するために輸入するものを除く。)
    3. けん銃、小銃、機関銃、砲、これらの銃砲弾及びけん銃部品
    4. 爆発物
    5. 火薬類
    6. 化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律第2条第3項に規定する特定物質

    引用元:税関

    【輸入規制】その商品を輸入できるのか?を確認する方法

    他法令

    次に「他法令」です。他法令とは、税関から輸入許可を受けるにあたり、他の行政機関から「確認」を必要とする仕組みです。他法令には、様々な物があり、海外通販では、次の物が該当する可能性が高いです。法令の目的は次の通りです。その他の輸入他法令のまとめ

    法令名目的
    植物防疫法外国から病害虫の侵入を防ぐ
    家畜伝染病国内の畜産物に深刻な影響を与えないようにする。
    食品衛生法口に触れる又は触れる可能性がある食品又は器具などについて、その安全性を確認すること
    薬機法海外の薬や医療機器などが無秩序に輸入されるのを防ぐ

    基本的に他法令は、商売目的で輸入するときに適用されるものです。個人使用目的で輸入するときは適用外の扱いです。しかし、植物防疫法や家畜伝染病予防法、薬機法などは、その目的を考えて、個人使用・商売使用問わず、他法令が適用されます。

    代表的例は、次の通りです。

    • 食器・キッチン家電など⇒10KG程度なら個人使用目的として輸入可能。それ以上は、食品衛生法が適用される。
    • サプリメントは、個人使用で二か月分まで。それ以上は薬監証明(薬機法)が必要
    • 化粧品は24個。それ以上は薬監証明(薬機法)が必要
    • 家庭用医療器具(マッサージ器等)は一個まで。それ以上は薬監証明(薬機法)が必要
    • 注射針や脱毛器等は、個人使用でも薬監証明が必要。
    理由1.あなたの荷物は、日本側の法規制により輸送ができない。又は、難しい。

    2.航空輸送上の規制

    航空機で貨物を輸送する場合は、次の三つの規制に沿って、輸送の可否を判断します。もし、この規定の中で輸送禁止の物は輸送ができないです。また「危険物」として指定されている物は、通常とは別の扱いで輸送します。後述するヤマト国際便やフェデックス等は、この航空輸送規則の大枠の中で、さらに細かく独自の基準を作っています。

    1. ICATの「航空機による機関物の安全輸送に関する技術指針」
    2. IATAの「危険物規則書」
    3. FEDEXの場合は、これらに加えて米国連邦規則集第49巻(49CFR)

    参考情報:海上輸送の場合は、SOLAS条約に規定されています。

    理由2.あなたの荷物は、航空輸送の規則上、輸送禁止物品又は特別扱いを要する貨物に指定されている。

    3.配送会社の規制

    国際輸送サービスを提供する会社は、上記1と2の内容を踏まえて、独自の輸送基準を設けています。したがって、基本的な輸送サービスを利用する限りでは、この3番の配送会社独自規則を守ることにより、1番と2番の基準をクリアできます。

    例えば、アメリカから貨物を配送するときは、次の3つが代表的な手段です。

    1. ヤマト国際宅急便
    2. アメリカの郵便局(USPS)
    3. フェデックス

    上記の内、最も輸送基準が厳しいのが「ヤマト国際宅急便」です。アメリカのUSPS(UPSとは違う)やフェデックスは、ヤマトより緩い基準で配送サービスを提供しています。なお、フェデックスは、リチウムイオン電池、香水などの輸送にも対応しています。(危険物として輸送)

    ヤマト国際宅急便の禁止品

    • 偽ブランド商品
    • 肉製品(生、乾燥、ジャーキー、缶詰、ペットフード、SPAM等、すべてNG)家畜伝染病予防法
    • 植物乾燥品(ポプリ、ドライフラワー、松ぼっくりなど)
    • ワシントン条約に抵触するもの(革系の製品や植物、木工製品等に注意)
    • 公安や風俗を害す書籍など(わいせつ雑誌、わいせつビデオ、国家転覆を企てる書籍)
    • 生きている動植物(植物防疫法)
    • 花・種子
    • 果物・乳製品・野菜(米含む)
    • 貝殻類
    • けん銃と部分品(モデルガンとパーツも不可)
    • 猟銃、空気銃、刀剣(公安委員会の許可を受けてもNG)
    • ナイフ (刃渡りの長さに関係なく)
    • 現金・有価証券
    • あへん、コカイン、麻薬など
    • 通貨や証券の偽造品
    • ペットフードとペット用のサプリメントや薬
    • ライターやマッチ
    • 輸入制限がある物
    • ショックアブゾーバー、香水、接着剤

    フェデックスの禁止品

    • 爆発物、爆弾、手りゅう弾、その他の爆発装置、鈍器、兵器
    • 生鮮食品、冷蔵、冷凍などの管理を有する物(別途契約している物は除く
    • 昆虫を含む生きた動物(フェデックス・アニマル・デスクが認めた馬、動物、家畜などは除く)
    • 処理済みの死んだ動物(乾燥済みの剥製は受託可能
    • 切り花などの植物及び植物生産品
    • 宝くじ、現金
    • ポルノやわいせつ物
    • 有害廃棄物(消毒や注射器などの医療廃棄物も含む)
    • その他貨物に損害を与える可能性がある貨物
    • 法令により輸送や輸入、輸出が禁止されている物
    • 偽造品(コピー商品等を含む)
    • マリファナ(娯楽用、医療用関わらず)
    • 許可されている危険物以外の危険物
    • 濡れている貨物及び臭い貨物
    • 郵便法上の親書
    • IATAセクションII、UN 3090とUN 3480リチウム電池
    • 破棄用のリチウム電池

    危険物扱いになる物とは?

    ある特定の貨物は「危険品」として送料とは別に「99ドル」又は「199ドル」の危険物取扱手数料がかかります。危険物の判断ポイントは「引火性」です。また、Fedexの場合は、危険品に該当する物は、FedEx Expanded Service International Air Waybillを使用して発送します。

    危険物手数料99ドルの品目例

    • 燃料が付着するランタン、ストーブ、バイク、バイクのタンク、その他の部品
    • 香水などのアルコール成分が入った化粧品
    • クリーナーなど可燃性の成分が入った商品
    • 塗料

    危険物手数料199ドルの品目例

    • ガス缶
    • 可燃性の液体
    理由3.あなたの荷物は、配送会社の独自規則に沿わない貨物である。

    いかがでしょうか? もし、国際輸送を依頼して断られてしまった場合は、上記1~3の理由部分を今一度、確認しましょう!

    国際輸送のチェックリスト

    非常に様々な物がありますが、以下のようにざっくりと覚えてもいいと思います。

    一発アウト系の物

    • 人を傷つける物
    • 犯罪者が使う物
    • 治安を乱す物
    • 人の権利を侵害する物

    例:麻薬、爆弾、生もの系、ポルノ、コピー商品(商標権審がい貨物)

    注意が必要な物

    • 人体に悪影響を与える物
    • 自然環境を破壊する物

    食品(肉類)、医薬品、ワシントン条約の規制品(革財布など)

    十分注意が必要で高い追加料金がかかる物

    塗料、ガス系が付着した貨物、リチウムイオン電池、香水、クリーナーなど

    もう一度、書類と申告内容をチェックしよう!

    1.用途は正しいですか?(個人使用と商売使用は明確に違う)

    2.個人使用の場合は、以下すべてがNG!

    ・規模の大小に関わらず、輸入後、日本で販売する。
    ・配送先が会社や団体になっている。
    ・反復的な輸入をしている。

    3.商品の価格は正しいですか?

    4.他法令の対象貨物ではないですか?

    5.上記3の輸送会社の禁止物品に該当しませんか?

    6.危険物に該当しないですか?

    国際輸送ができないときのまとめ

    • 理由1.あなたの荷物は、日本側の法規制により輸送ができない。又は、難しい。
    • 理由2.あなたの荷物は、航空輸送の規則上、輸送禁止物品又は特別扱いを要する貨物に指定されている。
    • 理由3.あなたの荷物は、配送会社の独自規則に沿わない貨物である。
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