「アメリカのアマゾンやその他のネットショップから商品を購入したい! できるだけ送料を低くしたい」と考えている方は多いです。国際配送と言えば、フェデックス、DHL、EMSなどを思い浮かびますが、実は、それらの輸送キャリアの枠を使い、独自の物流サービスを展開する会社もあります。携帯業界に例えた場合、ドコモ、AU、ソフトバンクの回線使い、独自のサービスを展開する「マイネオ」などの立ち位置の会社です。
そこで、この記事では、アメリカからの送料を安くできる可能性が高い5つの物流サービスをご紹介していきます。
アメリカからの送料を安くする物流サービスとは?
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どんな商品・サービスであっても「直接契約する」ことが料金の削減につながると、考える方は多いです。しかし、実際の世の中は、そんなに単純ではなく、自分で直接契約する方がむしろ高いことはよくあります。
例えば、既述の携帯業界の場合、ドコモ、au、ソフトバンクと直接契約するよりも、ドコモ、au、ソフトバンクの回線を使い、独自の通信サービスとして提供する会社との契約の方が安いです。また、旅行業界に目を向けると、ホテルや民宿などに直接契約するよりも、楽天トラベル、トリバゴなどのサイトを使ったり、JTB経由で予約したりした方が安い場合もあります。国際輸送もこのような「間接契約」の方が安い場合があります。
つまり、フェデックス、DHLなどの輸送キャリアに対して、あなた個人が直接申し込みをするよりも、第三の物流サービス会社経由で申し込んだ方が安いです。もちろん、使う業者や配送内容によっても異なりますが、最大で80%近く安い場合があります。
- 直接契約すること=最も安く輸送する方法だとの勘違いはやめよう!
- 力のある会社の「一部」として輸送キャリアに荷物をのせてもらったほうが安い場合が多い。
安くできる可能性が高い輸送サービス一覧
サードパーティーの輸送会社は、大手輸送キャリア(DHL、フェデックスなど)と、大口契約(卸)の契約をし、その枠内で独自の輸送サービスを展開しています。形としては、次の通りです。
- 一般的な輸送サービス: 個人 → フェデックス
- 安くするための輸送サービス: 個人 → サードパーティーの輸送会社 → フェデックス
よって、輸送する業者自体は、変わらず、価格だけに違いがでます。この記事では、2番のスキームである「サードパーティーの物流会社」の一例は、次の通りです。
- OCS JAPAN PAC
- USendHome
- easyship
- VIP-PARCEL
- US-BUYER(日系企業)
OCS JAPAN PAC
- アメリカから日本への発送サービス
- →料金は、均一。規定の箱の中にどれだけ詰めても旅金は変わらない。
- →発送人が日本で発生する関税も支払える→ギフト用に最適
- アメリカから日本へのバイヤー向け輸送サービス
- →アメリカで買い付けた物やネットショップで購入した物を日本へ事業用に発送したい人に便利!
- アメリカから日本へのワインパックサービス
- →アメリカのワインを日本に送りたい!
- →贈答用にワインを贈りたい。関税は自分が支払いたい。

USendHome
- いわゆる米国による転送サービスを提供
- 登録後、アメリカの住所を取得。この住所を注文時の「配送先」に指定することにより、米国限定の商品を購入できる
- 一つにまとめてから配送するので、送料を大幅にカットできる。

easyship
- 越境ECの配送サービスがメイン
- 発送国と仕向け国、重さを選ぶだけで、250以上の宅配便事業者の価格を比較できる→最大70%の送料を削減
- 出荷関連の費用は自動生成
- リアルタイムに配送コストなどを掲載可能
- アマゾン、ebayなどのEコマースサイトと連携済み

VIP-PARCEL
- USPSによる配送に特化。月額料金なしで割引価格を受けられる。
- eコマースサイトとの統合もできる。
- サービスがウェブベースなので独自アプリをインストールするのも不要

US-BUYER(日系企業)
- 上記の輸送会社の中は、唯一の日系企業
- すべての操作方法が日本語だから安心
- 送料はヤマト、フェデックス、USPSから選択できる
- 送料は「US-BUYERの価格リスト」で確認ができる。
まとめ
- アメリカから商品を発送するときは、すぐに大手キャリアを使うのはやめよう。
- 大手キャリアと卸契約をするサードパーティの輸送会社と契約した方がメリットが大きい。

