現地発!インドネシアのビジネスチャンス! 7つの例示

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    日本の南、シンガポールの東隣りにあるのがインドネシアです。約17000もの島々からなる国は、2億6000万人の人口を抱える「人口大国」でもあります。まさに、少子高齢化をいく日本とは対極の存在です。最近では、日本にもムスリムの方々がお祈りができる場所が増えるなど、インドネシアの方を積極的に受け入れる動きがあります。一体、インドネシアとは、どのような国なのでしょうか?

    そこで、この記事では、インドネシアの概要、ビジネスチャンスなどをご紹介していきます。

    インドネシアのビジネスチャンス

    「これからインドネシアに向けて商品を輸出したい」「インドネシアで商売をしたい」と考えている人に役立つインドネシアの現地情報をご紹介していきます。次の7つのポイントから順番に説明していきます。

    1.インドネシアの基本情報
    2.インドネシアは若者が多い
    3.インドネシアの言葉
    4.宗教とビジネスの関係
    5.貿易状況
    6.なぜ、インドネシアに進出するべきなのか?
    7.現地発!インドネシアの困っているポイント=ビジネスチャンス

    1.インドネシアの基本情報

    タイ 渋滞

    インドネシアは、2億6000万人を超える世界第四位の人口大国です。また、国土は、約1万7000もの島々で成り立ちます。主な島はジャワ島、スマトラ島、スラウェシ島、カリマンタン島の4島えす。その内、首都ジャカルタはジャワ島にあり、人口の半分以上が集まります。

    ジャカルタの都市圏人口は3000万人以上です。人口規模で言えば、東京に次ぐ世界第2位です。アジアでは、最大規模の都市の一つです。

    近年では、経済発展も著しく、高層ビルや高級ショッピングモールなどが次々と建てられています。少し残念ではありますが、ジャカルタから東京に帰ると、日本のビルが小さく感じられるほどです。ただし、このような発展とは裏腹に、スラム街がひしめく貧富の差があることも忘れてはなりません。

    今、インドネシアは、所得の中間層が増えてきており、GDPも6%前後で成長を続けています。首都ジャカルタの物価も上昇が続いており、インドネシアにあるその他の都市と比べると、2・3倍近くの物価差があります。そのため、少しでも多くのお金を稼ぐために、インドネシアの地方に住んでいる人達は、ジャカルタなどの都市部へと出稼ぎすることが多いです。

    インドネシアの田舎→インドネシアの都市部への移動と問題

    これに合わせるように、インドネシアにおける渋滞問題も深刻です。

    深刻な渋滞問題

    • 人口の増加
    • 首都圏への人口の集中に対しインフラが追いついていない
    • 高度成長による自家用車の増加公共機関が少ないこと
    • バスや電車は時間が不定期である

    などの原因により現地人や現地ビジネスマンに深刻な影響をもたらしています。一例をあげれば、通りの向かいにあるお店に行きたいだけなのに、自動車だと一時間かかることもあります。インドネシアでは、渋滞が非常に大きな問題です。

    2.インドネシアは若者が多い!

    インドネシアの平均年齢は20代です。まさに労働力の宝庫です。レストランなどに行くと、店員の若さを感じられます。日本では、シニア割引~などが前面に出ていることが多いですが、インドシアはその逆です。イケイケな若者が街を盛り上げている。若い世代がこれからの時代を作る!このような「勢い」を感じられます。

    若者が多いインドネシアは、親日国としても有名です。私の周りでも「日本人は礼儀正しくて親切、日本の技術は素晴らしい」と敬愛してくれる方が多いです。日本人というだけでモールや空港で警備が緩くなったりします。また、道を走る車やバイクはほとんどが日本車で、日本の車、電化製品、何でも日本の物は素晴らしいと言ってくれます。実際のところ、インドネシアに滞在する私自身も「日本製の物は断然故障が少ない」と感じます。

    3.インドネシアの言葉

    インドネシアには700以上の言語があり、公用語はインドネシア語です。外国人が多く訪れる場所では、英語や日本語を非常に流暢に話せる人もいます。しかし、一般的な場所では、ほとんど外国語は通じないと考えておいたほうがいいです。現地視察や買い付けなどを考えている方は、この部分を想定しておきましょう。

    4.インドネシアの宗教とビジネス

    宗教

    インドネシアと日本の大きな違いの一つは宗教です。インドネシアは90%近くがイスラム教(ムスリム)です。宗教は生活と大きな関わりがあり、ビジネスにも大きな影響があります。

    ムスリムは、次の四つの特徴があります。

    ・豚肉を食べない。
    ・アルコールは飲まない。
    ・左手は不浄
    ・一日に5回のお祈りがある

    また、国をあげての大きな祝祭日などがあります。日本でも祝祭日によって売れる商品や需要や供給のタイミングは大きく変わります。インドネシアは、ここにムスリムの習慣や祝祭日が大きな影響を与えます。場所によって多少の信心深さの違いはあるものの、インドネシア人はムスリムの信条を大切にしていますので、それらの大多数の人の習慣を学び、踏まえた上で行動しなければ、現地でのビジネスの成功は難しいです。

    ポイント:ムスリムの信条、思考を理解ししてビジネスに反映させる。

    5.インドネシアの貿易状況

    インドネシアの貿易は、中国と日本が主な貿易相手です。インドネシアは資源が豊富で、よく知られているものは石油、石炭、油、ゴム、コーヒー豆などがあります。日本に帰ると強く感じますが、インドネシアで飲むコーヒーはおいしいです。香りがいい。そして油が豊富なせいか、揚げ物を食べても胸焼けすることが少ないです。

    6.あなたがインドネシアに進出するべき理由

    輸入

    驚くような速さで成長を続けているインドネシア。平均年齢の若さ、子供たちの数も多く、ジャカルタは都市圏人口やGDPが10、20年後には東京を抜き、世界のトップになると予想されています。為替相場の安定、人口の増加、給与所得なども向上してきているため、インドネシア市場は、今後も高い成長をする見込みです。

    また、インドネシア人は、日本人を好んでくれることが多いため、ビジネス的にもやりやすい場所です。インドネシア人は日本人と少し似た雰囲気もあり、奥ゆかしく穏やかです。挨拶してにっこりするだけですぐに仲良くなれます。ただし、そんなインドネシアでもいくつかの難しい部分があることを知っておく必要があります。

    例えば、商業ビザの取得、通関時間の長さ、ムスリム文化、インフラ、人材教育の難しさなどがあります。これらの諸問題があるためか、人口や所得が爆発的に増加しているインドネシアなのに、意外と進出している企業が少ないように感じます。だからこそ、これらの難しい部分を一つずつクリアしていけば、そこには大きなチャンスがあります。

    7.現地発!インドネシアの困っているポイント=ビジネスチャンス

    インドネシアのスマートフォンの普及率は90%近いです。ほとんどの人がスマホを持っていると考えてもいいです。彼らは、インターネットが大好きです。暇さえあれば携帯を使います。一体、何に夢中なのでしょうか?  現地インドネシア人によると、チャットやSNSに使っていると、言います。現地で何かしらの情報発信やセールスをするときは、このSNSをうまく活用するのがよさそうです。

    私の友人には、気が向いたらドーナツを売って生計を立てているインドネシア人がいます。彼に「そんなに良く売れるの?」ときいたら「売れるよ!Facebookを使って広告やクーポンを出せば沢山買いに来る」と言うのです。まさに、SNSによる商売が行われている証拠です。

    ポイント:フェイスブックなどのソーシャルメディアを活用するだけで商売ができる。

    では、日本で一般的なネットショップ(ECサイト)は、どのような状況なのでしょうか?

    インドネシアで人気のショッピングサイトは、Kaskus、Tokobagus、Lazada Indonesia、Multiply、Bukalapak、また、日本でもおなじみのRakuten Belanja Online(楽天)などがあります。これらのECサイトと合わせて多いのがLineやFacebookをなどのSNSによる商品の購入です。

    ただし、ECサイトを使った詐欺も多いことから、オンラインで商品を購入することに対する不信感はまだ強く、都市が小さくなるほど購入率は低くなっているようです。これから日本のように輸送機関や商品の品質が安定していけば、オンラインビジネスの分野は無限の可能性があります。

    関連記事:インドネシアのECサイト(オンラインショップ)

    では、ECサイトやSNSなどを含めて、彼らは、オンライン上で、どのような商品を購入しているのでしょうか?大きく分けると、次の3つです。

    1.衣料品
    2.電化製品

    1.衣料品

    一番人気は衣料です。インドネシアでも女の人はおしゃれが大好きです。頭にヒジャブ(ムスリムの女性の被り物)をつけながら、服は現代風で驚かれる方も多いです。もちろん、服だけではなく、お化粧や身の回りの装飾品バッグやアクセサリーなど)も気にします。男性もオシャレに気を遣う点に要注目です。

    2.電化製品

    モールには中古や新品の電化製品がずらりとならんでいますが、意外と結構なお値段です。スマートフォンなどの新しい機種なら日本より高く売れている感じがします。電化製品といえば、やはり「made in Japan」です。一時期のジャパン全盛時代よりもブランド力が弱くなったとはいえ、まだまだ日本製品への信仰があついようです。

    インドネシア向けに商品を輸出するビジネスを考えている場合、これらの商品に付随するものを選ばれるといいと思います。

    インドネシアの困っているポイントとビジネスチャンス

    チャンス

    最後に、インドネシアに住んでいて感じる「こんなものがあったらいいのにな~」という製品やサービスをご紹介します。

    1.流せるトイレットペーパー
    2.100円ショップ
    3.家具屋
    4.お寿司屋
    5.ラーメン屋
    6.その他の食べ物
    7.安全な水

    1.流せるトイレットペーパー

    インドネシアでは、トイレの中にあるミニシャワーでおしりを洗います。その後は濡れたままにするor流せないペーパーで拭いてゴミ箱にポイ。水溜と桶しかないこともあります。トイレに流せるトイレットペーパーがあると便利です。

    2. 100円ショップ

    日本の100円ショップで販売されている商品は、インドネシアの500円製品に勝る!物が多いです。

    3.家具屋

    意外ですが、インドネシアは、家具が高いです。ベッドもテーブルセットもソファーも普通に3万、5万、10万します。もちろん探せばもっと安いものがありますが、普通のモールでは「家具は高い物」が常識です。ニ〇リさんなどのような手ごろで一定の品質が保証されている家具屋があればいいですね。

    4.寿司屋

    ジャカルタにはおいしいお店があるようですが、スマランにはあまりありません。マグロやサーモンなどの刺身を食べても「まぁ、まずくないようね」というクオリティです。スマラン自体には、いろいろなお魚があるため、美味しい日本食とお寿司を食べられるようになるといいです。

    5.ラーメン屋

    インドネシア人はラーメンが大好きです。「日本に行って何がおいしかった?」と聞くと、ラーメンという返事が返ってきます。しかし、ムスリムの人は、宗教上の理由から、酒、味噌、豚肉を使わない「鳥白湯ラーメン」しか食べられません。ラーメン大国の日本人から言わせてもらうと、もっと美味しいラーメンを作れるのでは?と思います。

    スマランには、華僑(中国系の人々)も多いため、豚を使っても味噌を使っても食べにくるお客はいっぱいいるはずです。これは、首都のジャカルタでも同じです。

    6.その他の食べ物

    お好みやきとかたこ焼きなども人気です。基本的に、インドネシアの方は、味がしっかりしている物を好む傾向があるようです。もちろん、中には、豆腐や茶わん蒸しと呼ばれる繊細な味を好む方もいらっしゃいます。ちなみに、こちらのお豆腐は、酸っぱくて苦手です。早く日本的な豆腐ができないかと期待しています。

    7.安全な水

    インドネシアでは、ウォーターサーバーの水を飲みます。インドネシアに在住の日本人は、水の有名メーカーからボトルごと水を購入しています。ただ、これらの大手メーカーの水は割高になるため、一般的には、ウォーターサーバー用のボトルを再利用して、浄化した水を詰めてもらいます。

    しかし、この水を浄化するお店によっては「浄化した水を詰める過程」が不衛生に見えるところが多く、インドネシア人でも信頼できるお店を選んで使っています。この状況を改善できる技術があればと思います

    インドネシアに住んでいる中で最近感じる「困った!」を7つあげてみました。ここでご紹介した分野に関連するビジネスをされている方は、ぜひ、インドネシア市場を検討されることをお勧めします。

    まとめ

    ・インドネシアは2億6000万人を超える人口大国
    ・今後、可処分所得などが増えるため、大きな市場になる可能性が高いです。
    ・インドネシア市場を攻略するときのポイントは、ムスリムです。
    ・インドネシアにおいては、まだ「日本製品」が人気
    ・美味しい日本食が食べたい。でも、それを供給するお店が少ない。

    ライター:L.K

    基幹記事:東南アジアのトビラ

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    この記事の執筆者
    HUNADE

    貿易サイト「HUNADE」の代表。通関業者で勤務した経験をもとにして「もっと貿易を身近に。」をミッションに活動中!難しい貿易をできるだけわかりやすく解説し、貿易の一助になることが目標。基本的には、東海地方に住みながら国内各地、海外などでも活動し、できるだけ柔軟な発想を維持できるように努力しています!

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