タイ(バンコク)から荷物(別送品)を送ってみた!航空便偏

別送品2 タイ
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タイ(バンコク)から荷物(別送品)を送ってみましたので、その体験レポをご紹介します!

タイ(バンコク)から荷物(別送品)を発送

別送品とは、帰国するときに合わせて、個人的に使用する貨物を「自分とは別」に発送することです。これにより、入国者に適用される携帯品免税枠を別送品にも適用できます。別送品は、次の2つのケースが考えられます。

  1. 荷物の量などの問題により、お土産などを別に送ること
  2. 引っ越し貨物などを輸送するために使うこと。

自分で運ぶのは厳しい。または、不可能な場合、別送品として送り、個人使用目的の免税枠を有効に活用する目的があります。詳しくは、以下2つの記事をご覧ください。

別送品の基本知識
入国者/携帯品の簡易税率の仕組み 免税と課税

別送品の体験レポ

「別送品のイメージはわかった。ただ、実際に利用するには、どうすれば?」という方のために、今回は、タイ(バンコク)で日本への国際発送事業をしている「NIPPON47」さんと協力して、別送品体験レポをお届けします。この記事でわからない点、実際に利用する際は、タイのバンコクにあるNIPPON47さんにお問い合わせをお願いします。

今回は、タイ(バンコク)から別送品を送っていますが、仕組み的な部分は、各国共通です。読み替えてください。

送る商品の調達編

正直な所、今回の商品量を考えれば、別送品の発送は不要です。今回は、あえて「別送品で送っているだけ」です。記事中の商品は「持ち歩きが厳しい大きな荷物」としてお読みください。例えば、個人的に使用する大きなぬいぐるみ。または、バンコクに駐在や留学などで長期滞在している人で、自身が使用していたもの(引っ越し貨物)を送るなどが考えられます。

■ポイント

別送品は、商売目的の物は適用不可。個人使用目的の物と一緒に発送はできますが、日本側の税関では、個人使用目的の物のみを別送品扱い。それ以外は、15%の関税がかかります。

私は、今回の別送品の記事を作成するために、NIPPON47さんの近くにある「ビックC」という巨大なスーパーに行きました。NIPPON47

地図の中心へ

ビックCさんには、タイランドコーナーやツアリストコーナーがあるため、お土産を購入するときに都合が良いです。

今回は、これくらいのお菓子を買ってみました。ちなみに、NIPPON47さんでは、液体物を送ることができません。

NIPPON47

大量のお菓子を購入して、NIPPON47さんへ出発です。

NIPPON47

NIPPON47さんの事務所は、パラディウムの1Fにあります。ここで別送品以外にも、日本に向けた一般貨物の発送などをしてくれます。ちなみに、ビックCとNIPPON47さんの位置関係は、次の通りです。

タイからの別送品関連! バンコク ビックCからNIPPON47までの道のり

NIPPON47での手続き

パラディウム一階の正面玄関の右側にマックがあります。それをめがけて左側を向くと、このようなバナーがあります。ここがNIPPON47さんです。

NIPPON47

地図の中心へ

別送品を送るときに必要な情報

  1. 氏名(フルネーム)
  2. タイの住所・日本側の住所
  3. 連絡先(日本の電話番号)
  4. 出国日→フライトの予約書を確認
  5. フライト便名、到着地の空港名
  6. パスポートの顔写真、入国カードの半券、直近の渡航歴部分、ビザのカラーコピー
  7. 物量

2番のタイの住所でAIRBNBを使っている場合は、AIRBNBに記載されている住所を入力します。また、6や7の部分は、NIPPON47さんの事務所での確認でOKです。

■必要な物

  • フライト予約書(便名や出発日を確認できる物)
  • パスポート
  • ホテル情報
  • 入国カードの半券
  • レシート

別送品 タイ 送り方

スーパーで受け取ったレシートを渡します。インボイス等、必要な書類は、その場ですべてNIPPON47さんのスタッフが作成してくれるので楽です。

レシート

今回、運ぶ物はこちらです!

NIPPON47

ダンボールは、いくつかのサイズが用意されているので、自分で用意しなくてもOKです。荷物の大きさに合わせて最適な物を選んでくれます。

NIPPON47

もちろん、緩衝材等の用意も不要です。また、パッキング等もすべてコミコミの料金になっているので、その場で料金を支払うだけで発送ができます。

貨物にダメージがいかないように、丁寧に梱包をしてくれます。まさに日系の輸送屋さんだからできることです!

NIPPON47

梱包後の様子です。箱的には、ピッタリですね。

NIPPON47

後は、送料が少しでも安くなるように、ダンボールをカットしてテーピングです。こちらもすべてお任せです。

nippon47

外装箱には、貨物の重量と通し番号を記載します。

NIPPON47

この場合、左側の「1」は、この輸送依頼によるカートンの数は「1個」を示します。カートンの右側には、この荷物の重量を記載しています。

税関の指示通り、外装のわかりやすい部分に「別送品」のラベルを貼り付けます。

HUNADE別送品ステッカー写真

別送品のインボイスの書き方

インボイスには、必ず「Used Personal Effect=個人使用目的」の文言を記載します。

別送品 NIPPON47

宛先(配送先)は、個人限定です。個人使用目的であっても、宛先が屋号や会社名になっていると、個人使用目的が疑われる可能性があります。宛先部分は、必ず「個人名」にしましょう!
別送品 ラベル

請求書の発行

準備が整うと、NIPPON47さんの料金に基づき請求書が発行されます。今回は、一般的な貨物代金とは別に「別送品手数料=2000バーツ」が加算されています。その場で料金をお支払いすると「PAID」のスタンプが押されます。これで依頼者側の発送手続きは全て完了です。ちなみに、NIPPON47さんは、料金の請求をバーツの他、円建てでも対応してくれます。

NIPPON47 請求書

 

日本側の手続き(携帯品・別送品申告書の記入例)

日本側では、入国管理局の通過後、税関での手続きが重要です。入国管理を「自動化ゲート」で通過した方は、ゲートを通過したときにスタンプを押してもらいましょう。その後、念のため、課税レーン(赤台)の方に進みます。もし、赤台の方が混んでいるときは、免税レーンでも大丈夫です。このとき、税関職員に「別送品がある旨」を伝えて、必ず携帯品・別送品申告書に確認印を押してもらいます。(携帯品別送品申告書は二通を用意。一通を返してもらう。)

*この税関レーンを抜けてしまうと、別送品申告の手続きはできなくなるためご注意ください。別送品の手続きが完了していないと、荷物が付いたときに「少額輸入貨物の簡易税率」が適用されるます。関連記事:携帯品・別送品申告書の書き方(C5360号)

 

別送品 申告の日本側手続き

税関職員から確認印をもらい忘れるとアウトです!

次にこの別送品申告書の控えを受け付けカウンターに届けます。中部国際空港の場合、国際線到着ロビーの2階にあります。(出て右方向を見る)

別送品 申告の日本側手続き

正面にヤマトさんがあります。別送品のカウンターは、右側の窓口です。

別送品 申告の日本側手続き

保税手荷物受取書の窓口で、携帯品・別送品申告書(税関確認印付き)とパスポートを提示して手続きをします。別送品 申告の日本側手続き

手続きをすると、このお預かり票が発行されます。これで荷物を受け取るときの空港での手続きは、すべて完了です。あとは、配送会社からの連絡を待ちます。

別送品 申告の日本側手続き

日本側での配送(別送品の受け取り方法)

日本に荷物が届くと、佐川さん(配送会社)から電話連絡がきます。今回は、羽田の事務所からでした。「お届け先は○○でよろしいですか?」の確認だけです。翌日、無事に中部地方のとある場所に荷物が届きました。荷物を受け取るときは、通常の荷物の受け取り時と同じで、サインするだけです。これで無事に荷物を受け取ることができました。

別送品2

以上、別送品の発送から受取り方法の流れでした。

別送品のよくある疑問

Q.「別送品」→なんと読みますか?

”べっそうひん”と言います。

Q.別送品と一般品の違いとは?

別送品は、20万円までの免税枠がある「入国者の簡易税率」が適用されます。一方、一般品は、少額輸入貨物の簡易税率又は一般税率が課せられます。両者の決定的な違いは、免税枠の有無です。別送品には、免税枠があります。少額輸入は免税枠は有りません。

Q.別送品の意味とは?

入国時に携帯して運べない物を後から「別」に送った商品にも入国者の簡易税率(免税枠あり)を適用する仕組みです。

例えば、引っ越し荷物、海外ショップで大量買いした商品(個人使用目的)などが当てはまります。

Q.別送品 送れないものは?

別送品で送れない物は、IATAに定めるルールと各配送会社が定めるルールにより決まっています。

例えば、NIPPON47では、次の貨物を送れません。もし、送れるのか?を確認したい場合は、NIPPON47さんへ問い合わせてください。

  • 酒類などの液体物
  • 温度管理が必要な物(生菓子)
  • 生鮮食品(果物)
  • 肉製品(肉類のエキスを含む物)
  • インスタントラーメン(一部は可能)
  • 生花(ドライフラワー含む)
  • 麦わら、麦芽
  • 種、土がついている物
  • 生き物
  • ワシントン条約に抵触する物(革製品など)
  • 危険品(ライターや花火など)
  • リチウムイオン電池が内蔵されている電子機器(パソコンなど)
  • 現金、株券などの証券
  • 宗教関連品、たばこ、風俗系の雑誌、コピーブランドなど

Q.別送品の課税対象は?

別送品の課税対象は、入国者の携帯品免税の枠を超える部分です。この枠から超える部分には、一律で15%の関税がかかります。

Q.薬や靴を送ることはできますか?

薬や靴は、配送禁止品ではないため発送できます。また、それぞれの関税は、入国者の携帯品免税の枠組みに入る限りゼロです。

Q.別送品の申告を忘れた場合は? 注意点など。

別送品は、発送時と、空港での入国と税関手続きにポイントがあります。

例えば、発送時には「別送品である旨」を記載するインボイスの用意、外装箱への記載などが必要です。また、日本に入国するとき(帰国するとき)は、税関のレーンを通過するときに、必ず「別送品の確認印」が必要です。これらの内、どれかを飛ばすだけで、別送品扱いを受けられなくなります。

Q.別送品の値段は?

配送会社によって別送品に対する手数料が送料とは別に決められています。

例えば、記事中でご紹介をしたNIPPON47さんは、荷物の大きさに関わらず、一律2000バーツです。

Q.別送品を複数口送るときは?

複数小口で送ることもできます。その場合は、パッキングリストやカートンの外装部分に「個数」を記載します。

例えば、1つの配送で4つの箱があるとするなら、1/4、2/4、3/4、4/4と記載します。この辺りの記載も運送会社の方がおこなってくます。

Q.引っ越し貨物も送れますか?

別送品は、自分とは別に送る貨物であることからもわかる通り、基本は、引っ越し貨物に対して適用する仕組みです。このあたりのお見積り等も各配送会社に問い合わせをすればできます。

まとめ

  • 海外から帰国するときに、手荷物として運ぶのが厳しいのは「別送品」として発送する。
  • 別送品とは、あなたが帰国するときとは「別」に荷物が届く仕組み
  • 別送品で送ることにより、入国者の携帯品免税を適用できる。
  • 別送品として送らない場合は、少額輸入貨物の簡易税率が適用される。
  • 別送品は、個人使用目的のみ有効。配送上の理由により、商売目的の貨物を入れる場合は、インボイスにその旨を記載する
  • 別送品は、発送するときと、空港の2地点ですべきことがいくつかある。
  • 上記の「すべきこと」が行われていない場合、別送品としての扱いを否認される可能性がある。
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