クラウドファンディングで輸入する要点 国際輸送・関税等

この記事は約10分で読めます。

HUNADEサービス&オススメ記事
  • 個人事業OKの通関代行サービス
  • 中国の通関トラブル例と注意点
  • アリババ輸入の6ポイント


  • スポンサードリンク


    *当サイトの記事を編集等し、公開する行為をお断りします。

    ■記事の本文はここから!


    輸入ビジネスの販売先としては、アマゾン、楽天、メリカり、ヤフオク、自社ショップ、BASEなどがあります。しかし、実は、それ以外にもあります。

    例えば、絶対安全な「○○」があります。実は、日本全国、契約を交わせば確実に販売ができる方法です。もちろん、誰でも~とはいいませんが、仕組みを知れば参入障壁は高くないです。

    しかし、輸入ビジネスを解説しているサイトには、この情報を掲載している所は、私の知る限りないです。おそらく、輸入ビジネスを指南する「先生方」もご存知ではないでしょう。

    さて、今回は、上記の以外の方法、数年前から注目されている クラウドファンディングを活用した輸入ビジネス についてご紹介をしていきます。クラウドファンディングの基本的な解説と、クラウドファンディングをする上での物流の考え方を説明していきます。

    クラウドファンディングと輸入ビジネス

    クラウドファンディングとは、ある商品やサービスに対して、資金を出したい人と資金を受けとり実行したい人をつなげるサービスです。輸入ビジネスであれば、何らかの新規商品を開発し、日本で輸入販売するための資金を募集するときに活用します。

    例えば、日本で未発売の欧州にあるワインを輸入し、日本で販売したい。このビジネスを立ち上げるために必要な資金を提供してもらうなどが該当します。そして、あなたは、その資金の提供者への見返りとして輸入したワインを提供します。

    クラウドファンドで資金を募集する人は、この見返りの部分を自由に設定し、支援を求めます。一方、資金を提供する人は、起案人の考え方、ビジネスの再現性、自分への見返り内容等を総合的に考えて、支援の可否や支援額等を決めます。

    クラウドファンディングは、上記の通り、あるプロジェクトを通し、起案人と支援人の利害や思惑がうまく一致するときに成功する確率が高いです。一方、どちらかに「プロジェクトの果実」が偏って分配さていると失敗する可能性が高いでしょう。

    主なクラウドファンディングと利用までの流れ

    2021年11月現在、日本には、いくつかのクラウドファンディングサイトがあります。

    • CAMPFIRE
    • Makuake

    業界の最大手は「CAMPFIRE(キャンプファイアー)」であり、その他、いくつかのサイトがあります。資金を支援したい人、受け取りとりたい方は、上記のサイトを通してやりとりをします。ちなみに、クラウドファンディングの全体像は、次の通りです。

    1. いずれのクラウドファンドファンディングサイトに登録する。
    2. プロジェクトを作成する。
    3. プロジェクトの審査を受ける
    4. 掲載が始まる。(予約販売行為とも考えられる。)
    5. プロジェクトを見た支援者が資金を提供する
    6. 集まった資金を受け取る
    7. 実際の輸入計画を進めていく

    クラウドファンディングの種類とは?輸入は購入型が適当

    クラウドファンディングには、次の6つの型があります。

    1. 購入型
    2. 寄付型
    3. 融資型
    4. 株式型
    5. ファンド型
    6. ふるさと納税型

    例えば、輸入ビジネスの場合は、物が軸になるため「購入型」が最適です。クラウドファンディングを通して、輸入で必要な資金を事前に調達できる点で利用価値が高いです。

    一方、支援者は、資金の提供の見返りとして、プロジェクトで掲載されている「商品」を受け取れます。もちろん、商品という実利的なメリット以外にも、一つの起業家を支援する精神的な部分に満足感を覚える方も多いでしょう。

    輸入ビジネスは、購入型で募集しよう!

    クラウドファンディングの活用例 成功と失敗

    では、ここでクラウドファンディングで成功するためのポイントをご紹介したいと思います。いくつのクラウドファンディングサイトを確認した所、次の2つの系統のいずれかに該当する案件は、比較的、成功の確率が高いことがわかります。つまり、支援者が集まりやすいです。

    1. 情に訴える系
    2. 日本初系

    1.情に訴える系

    情に訴える系とは、少しいい方が悪いのですが、世間の同情を期待した訴求方法ですね!

    例えば、ご存知の通り、2019年から続く「はやり病」の影響がたくさんでています。この影響を受けている事業者を支援したい!そういうプロジェクトが多い気がしました。

    • オーストラリア産ソーセージを廃棄から守る
    • コロナで行き場を失った100トンの肉を廃棄から守る
    • 中国に行くはずだった台湾パイナップルを支える。
    • ワイン城を復活させるなど。

    プロジェクト自体は、非常に社会的に意義があると思います。しかし、ある種、これを逆手にして利用している部分もあるのかな?というプロジェクトをいくつも目にしました。なんといいますか….汗

    むしろ、情に訴える系は、同情より「社会的意義」に訴えた方が持続可能性が高いと思います。

    例えば….

    • 日本未発売。義足の○○に悩む人を救う●●の製品を輸入したい
    • 暖房費を○○%削減できる商品を輸入したい
    • 日本に○○のある快適な生活を広めたい

    など、プロジェクトがもつ社会的意義を中心に持ってくる方が良いと思います。具体的には、プロジェクトの発起人の考え方、社会的な問題点の列挙と商品が果たす役割などです。支援者は、発起人の利益部分に興味はないです。発起人が考えている商品やサービスの先に、社会的意義があるのか? 必要性を感じられるのか?などを見ている気がします。

    2.日本初系

    次に多いと感じたのが「日本未発売」「日本初系」のプロジェクトです。

    例えば、日本にはたくさんのワインが流通しているのに、まだ欧州地方のあるワインは未入荷です。これを日本に輸入するための資金を求めるなどです。

    基本的に、人の心理としては「○○初」や「○○限定」など、数量や期間等が限定されると、そこに価値を感じやすいです。また、まだ未入荷なら、自分もいち早く試したいと考えるでしょう。このようなことから、○○初系のプロジェクトも資金が集まりやすいです。

    • 純チタン製真空サーモボトル
    • アウトドア用のサウナテント

    その他のプロジェクト例

    • コロンビアの農場からコーヒー豆の輸入
    • ボリビアの蒸留酒の輸入
    • カリブ海からの幻のエビ
    • イベリコ豚の輸入
    • 台湾からのスパイスの輸入
    • テント型サウナ
    • 様々なガジェット

    クラウドファンディングのメリットとデメリット

    上記のクラファン例から実に様々なプロジェクトが成功し、資金を獲得していると感じられるでしょう。では、ここで、クラウドファンディングにより資金を調達するメリットとデメリットをご紹介したいと思います。

    メリット

    メリットは、資金調達の多様化とテストマーケティングにあると思います。

    • 資金調達方法の多様化
    • テストマーケティング
    • 在庫リスクの低減
    • キャッシュフローの改善

    例えば、全く資金がない人が新しく製品を開発し、輸入する場合は、何らかの方法で資金を調達する必要があります。家族、親、親戚、銀行、日本政策金融公庫など。この内、最も資金を借りやすいのは、親でしょう。次は、家族です。いずれにしろ、血縁関係がある中での貸し借りは、比較的、借りやすいです。

    しかし、この借りやすさは、自分の夢を家族等にも付き合わせることにもなります。仮のお話として失敗すれば、資金がなくなるわけです。そういう意味では、家族に対して大きなリスクを背負わせることにつながります。

    しかし、日本政策金融公庫や銀行から融資を受けようとすると、やはり、ある程度の実績の部分が必要です。つまり「じゃ、どこでお金を調達したらいいじゃ?」の一つの候補としてクラウドファンディングがあります。

    クラウドファンディングなら、個人、法人問わず、資金の募集ができます。募集するための費用も不要です。必要なのは、社会的意義を感じられたり、あなたの熱意が感じららたりするプロジェクトだけです。この意味では、クラファンは、新しいことに挑戦するときの資金の調達先としてメリットが大きいと思います。

    次にテストマーケティングができる点です。プロジェクトを公開すると「支援者」が数字としてわかります。この数字自体を需要数ととらえて、ある意味で輸入を実行する計画段階で、進めるのか?やめるのか?を判断できるメリットがあります。

    クラウドファンディングには、ALL IN、All-or-Nothingなどがあります。

    • All inとは、目標の金額に到達しない場合でも資金を受け取る方式
    • All-or-Nothingは、目標金額に達しないと資金を受け取れない方式

    一昔前に流行ったマネーの虎の方式がAll-or-Nothingですね!例えば、需要数を確認するためにテストマーケティングの間隔でプロジェクトを公開する場合は、このAll-or-Nothingにすることも一つの戦略だと思います。

    つまり、ある一定規模の資金提供が集まらない場合は、資金を受け取らない設定にしてしまい、需要を図るツールとして活用するのですね! これにより、実際に輸入を実行する前に売れ行き予測を立てやすいと思います。

    デメリット

    一方、クラウドファンドファンディングのデメリットは、プロジェクトの掲載基準のクリアと、アイディアや商品をパクられやすくなる点などがあります。

    例えば、キャンプファイヤー等のサイトには、プロジェクトに参加する人ばかりが来ていないです。当然、ライバル企業が他社の動き、新規製品等を調べるために閲覧していることもあります。つまり、キャンプファイヤー等に情報を掲載すると、その分、他社に知られる可能性が高くなります。

    以上がクラウドファンディングのメリットとデメリットです。最後に、実際にクラウドファンディングを活用する場合の流れを考慮するべき点を確認しおきましょう。

    クラウドファンディングの活用の流れ

    実際にクラウドファンディングでは、次の3つがポイントになると思います。

    1. プロジェクトの訴求ポイントをクリアに。
    2. プロジェクトに「実現可能性」を示す
    3. ランディングコストをクリアにする

    クラウドファンディングでは、出資希望者の気持ちを動かすプロジェクトが大切です。

    例えば、現状のプロジェクトを確認し、単なる「資金が欲しい」等の個人的な利益の追求が前面に出ている物は、多くの支持を得られない可能性が高いです。一方、どんな形でもいいので、プロジェクトの内容に社会的意義や価値があれば、おのずと多くの出資者が興味を持ってくれるでしょう。

    また、その提示するプロジェクトの「実現可能性」をうまく表現することも重要です。単なる「これ、これをこうしたい!」と、勢いだけ、中身は空っぽのプロジェクトを見せられても、出資どころか、あなたの評価を落とすことにもつながります。

    プロジェクトの実現可能性を示す意味でも、やはり、できるだけ数字等を交えて説明することも重要です。少なくても、出資者の方にリターンを返せるように、輸入原価は正しく計算するべきです。

    輸入原価とは?

    輸入原価とは、輸入する商品の価格に加えて、日本までの送料、保険代金、関税、消費税、輸入通関代金、税関検査代金、国内配送代金などの費用を合計し、あなたの手元に届く価格のことです。

    つまり、この輸入原価を明らかにするために、売り手と商品価格の交渉をし、フォワーダーとは、国際輸送の交渉をします。

    例えば、売り手側に国際輸送費までの負担を求めるのか? 売り手側の倉庫での引き渡し価格か?を検討するときに、売り手に対して次の三つの見積もりを作成してもらいます。

    1. EXW売り手の倉庫
    2. FCA輸出国の港
    3. CIP輸入国の港
    相手との取引の基準(インコタームズ)あなたが見積もりを取るべき輸入原価の部分
    EXW
    • 売り手の工場から港や空港までの引き取り費用
    • 売り手国側の港等から、日本の港等までの国際輸送費
    • 日本側の通関関連費
    • 関税と消費税
    • 国内輸送費
    FCA
    • 売り手国側の港等から、日本の港等までの国際輸送費
    • 日本側の通関関連費
    • 関税と消費税
    • 国内輸送費
    CIP
    • 日本側の通関関連費
    • 関税と消費税
    • 国内輸送費

    なお、上記の見積もりを取るときに利用するのが、フォワーダーです。なお、EXWなどは、インコタームズと呼ばれるルールです。わからない場合は、あわせて確認しましょう!

    日本側では、輸入通関費用、関税・消費税、国内配送料がかかります。関税は、輸入する国、品目等により率はかわります。消費税は、食品以外は10%、食品は8%です。

    この関税や消費税を計算したい場合は、輸入する商品のHSコードを特定し、税関が公開する実行関税率表を確認します。もし、ざっくりと計算したい場合は、HUNADEの関税計算ツールをどうぞ!

    関税の計算ツール 一般輸入(申告価格が20万円1千円以上)

    輸入の見積もりツール 国際輸送・通関から販売原価まで算出

    以上の方法により、輸入原価を算出すれば、出資者に対する適正なリターン金額もわかるはずです。なお、最近は、この一連の輸入原価を簡単に計算できるように、国際輸送の全ての諸費用を一つのパッケージにし、KG単位で提供するフォワーダーもいます。

    HUNADEの場合なら、日中間の輸送を提供する海上速達便やD2Dです。タイとの間なら、高速船便サービスがあります。どのような場合も、フォワーダーを活用し、適切な輸入原価を算出することがポイントです。これにより、クラウドファンディングのプロジェクトの実現可能性を大きく高められるでしょう。

    FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録登録済の記事を確認

    【HUNADE公式パートナー】

    輸入代行
    転送サービス

    [スポンサードリンク]


    hunadeのお問い合わせページ


    国際輸送
    見積依頼
    お問い合わせ先FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録 トップへ戻る
    error: Content is protected !!
    タイトルとURLをコピーしました