【金型の輸入】関税と消費税 無償提供時の注意点を解説!

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    ■記事の本文はここから!


    日本の金型を海外の工場に無償で提供。その金型を使い完成品を仕上げて、日本に輸入する場合があります。日本の金型は、精度や耐久性が高いため、輸入生産のモデルとして確立しています。また、これ以外にも、単に海外の金型の輸入を検討している方も多いでしょう。

    そこで、この記事では、金型の関税、消費税、評価申告等の注意点を解説していきます。

    金型の輸入

    金型に関する輸入には、次の2つがあります。

    1. 海外で生産した金型を日本に輸入
    2. 日本の金型を海外に輸出し、その金型を使い生産した商品を日本に輸入

    1のケースは、通常の輸入取引の扱いです。2のケースは、評価申告(現実支払い価格への加算)の考え方が関係していきます。それぞれを確認していきましょう。

    1.海外生産の金型を日本に輸入する場合

    中国や韓国などの海外で生産された金型を日本に輸入。その金型を使い日本で生産する形があります。以前、金型を扱う方とお話をする機会がありました。それによると…

    「中国産の金型はとにかく安い。それも圧倒的にね。でも、やっぱりね。精度が低んだよね」

    もちろん、これは、一人の方のお話に過ぎないため、これだけを真に受けるのは危険です。ただ、や一般的なイメージとしては、金型などの基幹的な部分は、日本製の方が良いと考えている方が多い気がします。

    では、そんな金型に関わる輸入制度を確認していきましょう!

    金型のHSコード、関税と消費税

    金型のHSコードは、次の通りです。(ウェブタリフを参照)

    • 8480前後=プラスチックの成形など鋳造する型
    • 8207前後=プレスで切断や形をつける金型

    いずれも関税は無税です(中国、韓国産含めて全世界)。消費税は、課税価格に対して10%です。

    • 金型の価格=100万円
    • 輸送費=10万円
    • 保険代金=1万円

    上記の場合なら、111万円が課税価格です。これに対して10%の消費税が発生します。

    中古の金型を輸入する場合は、課税価格の部分が少し曖昧(価値の減少部分の評価)になるため、事前に関税監査官等に相談をした方が良いと思います。

    2.日本で生産した金型を海外に輸出し、その金型を使い生産した商品を日本に輸入する場合

    2つ目は、日本の金型を海外に無償で提供し、海外の工場で生産。その完成品を日本に輸入するケースです。つまり、次のような形です。

    1. 日本の金型を海外に輸出する(無償など)
    2. 1の金型を使い海外で生産する。
    3. 2の完成品を日本に輸入する

    上記の場合、日本に輸入する場合の商品価格(課税価格)は、金型部分の価格+金型を海外に発送する際の費用を含む物とされています。(現実支払い価格に加算するべき費用)

    例えば…

    1. 日本の金型の価格=100万円
    2. 日本から海外工場に金型を発送するための費用=20万円
    3. 海外工場で生産した商品=300万円
    4. 海外工場から日本の港(空港)までの輸送費=10万円

    この場合、日本税関に対する輸入申告は、1~4の合計です。決して3+4ではないので注意しましょう。但し、このケースにおける課税価格を考える上では、さらに3つのポイントがあります。

    1. 日本の金型が新品であるのか? 中古であるのか?
    2. 海外工場で生産する段階での価値の目減りを考慮
    3. 評価部分(1+2)の按分計算

    1.日本の金型が新品であるのか? 中古であるのか?

    日本から海外の工場に金型を輸出するときに、それが新品なのか? 中古なのか?も重要です。中古の場合は、金型を使用していた分の価値の目減りを考慮します。

    2.海外工場で生産する段階での価値の目減り

    日本から提供した金型を使い、中国の工場で生産する場合は、当然、中国工場での生産中にも金型の価値の目減りが発生します。当然、この部分も考慮して良いです。

    3.評価部分(1+2)の按分計算

    評価とは、現実支払い価格に加算するべき費用の総称です。今回の場合は、金型の購入費用と日本から海外工場までの送料等が評価の対象です。

    輸入申告価格(課税価格)=商品代金+評価

    では、実際に評価を加える場合は、どのように加算すればいいのでしょうか? これについては、2通りの方法があります。

    1. 一括計上
    2. 按分計上

    ただし、基本的に、金型は長期で使うことが前提です。複数回の輸入が前提となるため、評価も輸入額に応じて「按分計上」をすることが基本です。按分計上の詳細は、次の記事をご覧ください。

    【輸入】評価申告と加算要素の考え方を徹底的に解説!

    税関資料:この記事の根拠

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