急送貨物 クーリエとは、どのようなサービス?

DHL 国際輸送
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貿易や書類など、国際間の輸送をするときは、EMS、クーリエ、DHL、フェデックスなど、似た名前が連なっており、混乱することが多いです。今回は、この内「クーリエ」と呼ばれる配送方法を詳しく確認していきます。

急送貨物・クーリエとは

「今週中に○○の契約書類をロンドンの●●に届けたい」クーリエは、このようような「スピード」が求められる書類や小型貨物を「急送」するきに便利なサービスです。クーリエとは、航空便を使い、ドアツードアで、小口貨物や書類を送付するサービスの総称です。

クーリエは、国際宅配サービスの内の一つです。国際宅配サービスは、次の2つがあります。

1.書類、パンフレットなどを扱うクーリエ
2.商品サンプル、スペア部品などの小口貨物を扱うスモールパッケージ(SP)

クーリエ最大のポイントは、航空便、ドアツードアにあります。国際間の輸送であれば、他にEMSや普通郵便などがありますが、これらよりも「急送」を重視する企業に圧倒的に支持されているのが「クーリエ」です。代表なクーリエは、次の通りです。

  • DHL
  • TNT
  • フェデックス
  • ユナイテッドパーセルサービス

なぜ、クーリエは、このような急送を可能にしているのでしょうか?

クーリエの急送の秘密

クーリエは、圧倒的な速さをもって世界中の国に小型の貨物や書類を届けています。クーリエの急送を実現できる理由が以下の2つです。

  1. ドアツードア
  2. 自社運行の航空便

ドアツードアとは、戸口から戸口の名前の通り、貨物の発送人と受取人は、一切、税関などの手続きをすることなく、ドアからドアまで貨物を届けることです。具体的には、輸出国側の国内輸送、輸出通関、輸入国通関、輸入国国内輸送など、発送人から受取人の間にあるすべての作業を一貫して代行するため、輸送にかかる時間を大幅に短縮できます。

また、クーリエのもう一つの特徴は「自社運行の航空便」です。下の写真でもわかる通り、クーリエ各社は、自社運行による航空便のネットワークを使い、世界中に貨物を届けているため、圧倒的なスピードがあります。

例えば、貨物を積載できるスペースが厳しいとき(混んでいるとき)に、自社運行の飛行機であれば、他の貨物を落としてでも、自社が受けた荷物を最優先に輸送できます。クーリエは、この自社運行の航空便を最大限活用することにより、圧倒的な「急送」を売りにして、他の貨物の輸送サービスとの違いを明確にしています。

DHL

クーリエは、こんな人に便利!

クーリエは、以下のような人に便利です。この部品がないと、製造ラインが動かなくなり、一分当たり100万円の損失がうまれる~などの超緊急性が高い貨物、または、非常にスピードが求められる書類を届けたいときに便利です。

「すぐ、契約書類が欲しい」
「非常に急ぎで機械部品を送りたい」

メリットとデメリット

クーリエとその他の輸送方法の違いを考えたとき、メリットやデメリットには、どのような物があるのでしょうか? 非常に単純に考えると、配送料金が高いほど、輸送時間は短くなり、配送料金が低いほど、輸送時間は長くなります。ちょうど、メリットとデメリットが逆になると考えましょう!

メリット デメリット
クーリエ 輸送期間が短い 配送料金が高い。
その他の輸送手段 配送料金が安い。 輸送期間が長い。

クーリエの所要日数例

クーリエの所要日数例は、次の通りです。

  • アジア圏内への配送は、3日
  • 北米やヨーロッパなどは、5日程度

国際宅配便業者の一例

日系企業 外資系企業
株式会社OCS 日本クーリエサービス DHL
近鉄エクスプレス 日本通運 ペガサスグローバルエクスプレス
ケイヒン航空 日本トランスシティ Airborne Express
佐川急便 阪急交通社 TNT Express
西濃運輸 福山通運 VANTEC WORLD TRANSPORT
トナミ運輸 郵船航空サービス World Courier

よくある疑問

クーリエとフォワーダの違いとは?

クーリエとフォワーダーの違いをあえて考える必要はないです。クーリエは、自社の航空機(アセット)を持つ航空輸送のフォワーダーとも言えるからです。実際、書類や小型貨物での輸送が中心ではありますが、パレット等による一般的な貿易取引の輸送としても活用されています。

インコタームズはどうなる?

インコタームズは、インボイスに準拠します。一般的には、次のいずれを選ぶ場合が多いです。

  1. FCA
  2. DDP
  3. DDU

EMSとの違いは?

EMSとは、国際スピード郵便のことです。こちらは、世界機関である「万国郵便連合」に加盟する国の郵便事業を担当する会社(日本は、日本郵便が担当)が提供しています。クーリエに代表する会社は、完全に民間企業です。一方、EMSは「郵便」の言葉が付いている通り、公益性の側面をあわせもつサービスです。

まとめ

  • クーリエは航空便かつドアツードアで「急送」を最大の売りにする。
  • クーリエの御三家は、DHL、フェデックス、UPSだと勝手に想定
  • とにかく一分でも配送時間を短くしたいときに便利なサービス
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