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【HUNADE】輸出入と国際輸送ガイド 学習コース

第5回|はじめての転送サービス体験ガイド|登録〜到着までの流れ

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はじめての転送サービス体験ガイド

アメリカの通販サイトで「日本には発送できません」と書かれていても、転送サービスを使えば商品を買うことができます。

これは、アメリカにある倉庫の住所を一時的に借りて、そこに商品を届け、日本まで送ってもらう仕組みです。

この記事では、初めての人でも安心して使えるように、登録から荷物が届くまでの流れをわかりやすく説明します。また、よくある失敗や注意点も紹介します。

転送サービス

ステップ1:転送サービスに登録しよう

まずは、転送サービスのサイトでアカウントを作ります。

  • 名前・住所・メールアドレス・支払い情報を入力します。
  • 登録すると、自分専用の「アメリカの住所(倉庫)」がもらえます。
  • 登録は無料が多いですが、有料プランがある場合もあります。

日本語対応のサービスなら、初めての方でも安心して使えます。

ステップ2:アメリカの通販で買い物する

転送サービスからもらった住所を使って、Amazon.comなどのアメリカの通販サイトで買い物します。

  • 「日本発送できません」と書かれている商品も、転送サービスを使えば買えることが多い
  • 一部のショップでは、転送サービスの住所を受け付けないこともあるので注意
  • 支払いは、クレジットカードやPayPalが使えるのが一般的です。

※リチウム電池・香水・薬など、日本に送れない商品もあるので、事前にリストを確認しておきましょう。

ステップ3:商品が倉庫に届いたら確認する

商品がアメリカの倉庫に届くと、転送サービスからお知らせが届きます。

  • 写真を撮ってくれるサービスもあります(例:MyUS、Buyandship)。
  • 自分のページで商品を確認し、まとめて送るか、再梱包するかを選べます。
  • 壊れやすい商品は、しっかり梱包(有料)をお願いするのがおすすめです。

この確認をしないと、間違った商品が届いたり、壊れていたりすることがあります。

ステップ4:日本への発送方法と送料を選ぶ

次に、荷物の送る方法と送料を選びます。

  • FedEx、DHL、UPS、USPSなどから選べます。
  • 配送スピードによって料金が違います(2日〜10日くらいが目安)。
  • 重さ・大きさ・届け先によって送料が変わります。

「US-BUYER」など、事前に送料を計算してくれるサービスもあるので安心です。

ステップ5:日本で荷物を受け取る

日本に届いた荷物は、税関でチェックされます。

  • 合計金額が16,666円を超えると、税金(関税+消費税)がかかります。
  • 税金は商品価格の10~15%くらいが目安です。
  • 税金の支払いは、配達時の「代引き」か、転送サービスで先に支払います。

あとは、自宅で荷物を受け取るだけです!

よくあるトラブルと対処法

商品が届かない…

まずは、配送会社の追跡番号を使って、どこまで届いているかをチェックしましょう。
倉庫での処理が遅れているのか、通販サイトがまだ発送していないのかを確認することが大切です。それでも分からないときは、転送サービスと通販サイトの両方に連絡してみましょう。

荷物が壊れていた…

荷物が届いたらすぐに、箱と中身の写真を撮ってください。
転送サービスやお店に、その写真と状況を伝えると対応してくれる場合があります。
保険オプションに入っていた場合は、補償が出ることもあります。

予想よりお金がかかった…

送料が高くなった理由としては、以下のようなことが考えられます。

  • 荷物を1つにまとめなかった
  • 再梱包に追加料金がかかった
  • 送料プランを確認していなかった

次回からは、軽くて高価な商品を選ぶ、まとめて送るなどの工夫で費用を抑えられます。

商品が届かない・追跡が止まった

アメリカからの通販では、「荷物が届かない」「追跡の動きが止まった」というトラブルがよくあります。

特に、こんなときは不安になりやすいです。

  • 「発送済み」から1~2週間たっても動きがない
  • 追跡画面に「Shipment In Route to Export Facility」などのまま止まっている
  • 「USPS First-Class」などの安い配送だと、途中から追跡が見られなくなる

でも多くの場合、荷物がなくなったのではなく、途中で止まっているだけです。税関でのチェックや、輸送の遅れが原因のことが多いです。

まずは、次のことをチェックしてみましょう。

荷物が届かないときの確認ポイント
1. 追跡番号をチェックする

USPS・FedEx・DHLなど、それぞれの公式サイトで追跡番号を入力して調べてみましょう。

2. 発送から何日たったか確認する

安い配送方法だと、届くまでに時間がかかることがあります。発送から7〜10営業日くらいは様子を見ましょう。

3.「税関で通関中」と表示されているとき

日本に着いているけど、税関のチェックや関税の計算で少し時間がかかっている可能性があります。

4. どうしても不安なときは?

転送サービスのマイページやサポートに問い合わせてみましょう。販売店にも連絡しておくと、対応が早くなることがあります。

英語が苦手な人は、日本語で対応してくれる転送サービスを使うと安心です。

利用前にチェックしておきたい3つのポイント

1. どんな商品を買う?

買いたいものが、日本への発送で禁止されていないか確認しましょう。(例:電池、香水、医薬品など)

2. 使いたい転送サービスの住所が使えるか?

アメリカの通販サイトによっては、転送サービスの住所を使えないことがあります。事前に確認すると安心です。

3. 合計でいくらかかるか?

商品代、アメリカ国内の送料、日本までの送料、関税・消費税など、全部でいくらになるかを前もって計算しておきましょう。

トラブルが起きたときの確認ポイント

  • 保険があるか、どこまで補償してくれるか
  • 問い合わせ方法は?(チャット・メール・LINEなど)
  • 返信のスピードや対応のわかりやすさも大事です

主要な転送サービスの比較(簡易表)

はむはむ便

  • 転送料金の安さ
  • 家族経営によるコスト削減
  • 転送料金=数量・金額に関係なし
  • 5ポンド未満 600円+送料
  • 5ポンド以上 1200円+送料
  • USPSを使う転送に特化
  • オレゴン
  • 日本人女性スタッフによる梱包
  • 軽くてかさばるにも荷物の転送に便利
  • 検品、保険はオプション

スピアネット

  • 1荷物あたり9ドル
  • 商品数が10点以上の場合は3ドル追加
  • 同梱費用は1荷物につき6ドル
  • 簡易検品は無料
  • 再検品は6ドル
  • 大型貨物20ドル
  • 転送料金には、・品目手数料、事務手数料 3ドル、郵便事務手数料 5ドル
  • 到着から30日間無料保管
  • 保険代金 ヤマト 2500ドルまで自動付帯、郵便(EMS) 100ドルまで自動付帯、郵便(PMI)1.6$/100ドル 有料
  • 英語対応可能 10ドル

グッピング

  • 転送手数料1280円=+2514円~
  • 30日間保管料無料
  • 品目手数料あり 5品目まで無料
  • ペイパル、Skill決済対応
  • 無料同梱発送
  • 保険代金 100ドルまでは無料

コースまとめ

これまで全5回にわたり、アメリカから商品を個人輸入する流れと注意点を解説してきました。

  • 第1回:個人輸入の魅力と基本的な注意点
  • 第2回:転送サービスの仕組み
  • 第3回:転送サービスの比較方法と選び方
  • 第4回:個人輸入にかかる費用構造
  • 第5回:転送サービスの利用手順とトラブル対策 ←今回の記事

 

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